電気シェーバーは、手軽にムダ毛をつるつるにできる便利除毛アイテムの一つです。
しかし、「電気シェーバーを使用しても短いムダ毛がポツポツと残り、つるつるにならない!」と言ったことがよく起こります。
女性の方のなかには、上記のような経験をされた方も多くいらっしゃることでしょう。
そこで本記事では、「電気シェーバーでつるつるにならない原因」や「目的に合わせた選び方」などを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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【女性】電気シェーバーでつるつるにならない原因
女性は男性に比べて男性ホルモン量が少ないことから、ムダ毛が細くて薄い傾向にあります。
しかし、ムダ毛の薄い女性が電気シェーバーで自己処理したとしても、つるつるにならないことも多く、その理由には下記の3つが挙げられます。
電気シェーバーでつるつるにならない理由
●剃りが浅い
●刃の切れ味が悪くなっている
●肌表面のムダ毛しか除去できない
ムダ毛がつるつるにならない原因は、電気シェーバーの仕組みや除毛している部位などに潜んでいます。
ここでは、それぞれの理由について詳しく説明していくのできちんと覚えておきましょう。
剃りが浅くなってしまう
電気シェーバーはカミソリと違い、皮膚に刃が触れないような仕組みになっており、生え際部分まで剃れないことがあります。
ムダ毛処理が甘くなってしまう部分ができるため、「短く残りつるつるにならない」といったことが起こるのです。
一方、カミソリは刃が直接皮膚に触れることから、生え際部分まできちんとムダ毛処理ができ、綺麗に除毛できます。
その分、肌を傷つけてしまうので、「埋没毛」や「毛嚢炎」などの肌トラブルを起こしやすいデメリットがあります。
処理 | ダメージ | |
---|---|---|
電気シェーバー | ◯ | ◯ |
カミソリ | ◎ | × |
また、電気シェーバーは「脇」・「顔」・「VIO」に使用すると剃り残しが目立ちやすく、つるつるになりません。
上記に挙げた部位は「腕」「脚」などのムダ毛に比べて太くて濃いため、電気シェーバーでは上手く自己処理できないことがあります。
ムダ毛が細い部位には電気シェーバーを使用し、太い部位にはカミソリを使用するなど、使い分けするとよいでしょう。
電気シェーバーとカミソリには、それぞれメリットやデメリットがあります。
仕組みをきちんと理解しておくことは肌を守ったり、つるつるにしたりするうえで非常に大切です。
刃の切れ味が悪くなっている
電気シェーバーで肌がでつるつるにならないときは、「刃の切れ味が悪くなっている」ことも考えられます。
刃は消耗品なので使用すればするほど切れ味は次第に落ちていき、生え際のムダ毛を処理できない箇所が増えていくため、短い毛が残りやすいのです。
電気シェーバーでムダ毛を剃っていると引っ掛かって止まったり、発する音がうるさくなったりすることはありませんか?
上記のようなときは、「切れ味が悪くなっている」か「電気シェーバーをムダ毛が太い部位に使用している」のどちらかで、前者の原因には以下の2つが挙げられます。
電気シェーバーの切れ味が悪くなる原因
●油分が不足している
●刃が丸みを帯び始めた
車のエンジンと同じで、電気シェーバーの油分が不足すると動作性が悪くなるため、定期的に注油する必要があります。
また、新しい電気シェーバーの刃は尖っているのですが、使い続けることで丸みを帯び始め、切れ味が悪くなっていくのです。
上記2つの原因により、長く愛用した電気シェーバーは剃り残しが目立ちやすくなるので、つるつるにならないことがあります。
肌表面のムダ毛しか除去できない
「電気シェーバーでムダ毛がつるつるにならない」と悩まれている方のなかには、「一日経過すると、すぐにザラつきが出てしまう」という方も少なくないでしょう。
電気シェーバーの仕組み上、肌表面に露出しているムダ毛しか取り除けないため、毛穴の中にはまだ残っている状態なのです。
内科総合クリニック人形町によると、「ムダ毛全体における肌の表面に露出している割合」は、以下の通りです。
部位 | 露出している割合 |
---|---|
脇 | 30% |
腕 | 15% |
VIO・脚・脚の指 | 20% |
上記の表から見て分かる通り、「上手く取り除けた」と思ったムダ毛の大半は、皮膚の中に隠れてしまっているため、ムダ毛が少しでも成長するとつるつるになりません。
ムダ毛の成長スピードは、「テストステロン」という男性ホルモンの分泌量が多いほど早く伸びます。
女性は男性に比べてテストステロンの分泌量は少ないのですが、女性のなかでも生成される量が多い方は、1日も経過すればムダ毛が生えてしまいます。
電気シェーバーでは、肌の表面に顔を出している毛先しか自己処理できないことを覚えておきましょう。
電気シェーバーでつるつるにならないを防ぐ方法
電気シェーバーで肌がつるつるにならないのを防ぐ方法は、以下の4つがあります。
電気シェーバーでもつるつるになる方法
●肌を伸ばしてシェービング
●深剃りする
●ムダ毛を柔らかくする
●シェービング前にムダ毛を短く
今日からでもすぐに取り入れられるものから、ひと手間加えないといけないものまで紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
肌を伸ばしてシェービング
簡単に取り入れられる方法として、最もおすすめなのが「肌を伸ばしながら電気シェーバーを使用する」ことです。
電気シェーバーを持っていない反対の手で肌を伸ばすことによって、ムダ毛が立ち上がり、刃が当たりやすくなります。
一方、肌が引っ張られていない状態のときはムダ毛が寝ているため、生え際部分まで上手く処理できず、つるつるにならない部分ができてしまいます。
この方法は、どこの部位に電気シェーバーを当てようとも同様です。
事前に他のアイテムを用意したり、手間を増やしたりする必要もないので、ぜひ次回のシェービング時から取り入れてみてください。
部分的に逆剃りする
カミソリや電気シェーバーの剃り方には、「順剃り」と「逆剃り」の2つがあります。
「順剃り」は毛の流れに沿ってシェービングする方法で、肌にあまり刺激を加えませんが、剃りが浅くなってしまい、つるつるになりにくいと言えます。
「逆剃り」は毛の流れに逆らってシェービングする方法で、生え際部分まできちんとムダ毛処理できますが、肌の表面も多く削り取ってしまうため、皮膚が傷つきやすいのがデメリットです。
皮膚にダメージを与えてしまうと乾燥肌に陥るので、外的刺激から保護するバリア機能が低下し、「埋没毛」や「毛嚢炎」を引き起こすリスクが高まります。
そのため、「つるつるにしたいから」と言って、全ての箇所を逆剃りするのはおすすめしません。
電気シェーバーメーカーが推奨している剃り方は順剃りなので、基本的にはムダ毛の流れに這わせてシェービングし、必要に応じて逆剃りで仕上げましょう。
とくに、「顔」・「脇」・「VIO」は皮膚が薄くダメージになりやすい部位のため、剃り方に気をつけながら保湿ケアを必ずしてください。
ムダ毛を温め柔らかくする
多少の手間がかかってもよい方は、保湿ケアをしつつ肌がつるつるになりやすい「蒸しタオルでムダ毛を温め柔らかくしておく方法」が、最もおすすめです。
ムダ毛が柔らかい状態だと電気シェーバーが滑りやすく、綺麗に自己処理できるため、つるつるにならないのを防げます。
また、タオルに含まれた水分が肌に潤いを与えることから、電気シェーバーの刺激を軽減する効果もあります。
蒸しタオルを使用する流れは簡単で、少量の水を含めたタオルを電子レンジで軽く温めたあと、ムダ毛除去したい箇所に5分ほど当てておくのみです。
蒸しタオルを当てる以外の方法では、5分ほど入浴したあとに電気シェーバーを使用するのも効果的です。
電気シェーバーの刺激による肌のヒリヒリをケアしたり、ムダ毛がつるつるにならないのを防いだりしたい方におすすめの方法です。
以下の記事では、「電気シェーバーでヒリヒリする原因」などについていくつか紹介しているので、気になる方は伴わせて読んでみてください。
シェービング前にムダ毛を短く
「VIO」に電気シェーバーを使用する場合は、ハサミを使ってムダ毛を短くしておきましょう。
ムダ毛が伸び切ったままシェービングしてしまうと、刃に巻き込み止まったり、生え際部分まで剃れなかったりする原因につながります。
カットする長さの目安は「3~5mm」ほどがよいと言われていますが、几帳面に揃える必要はありません。
綺麗に揃えようと意識すると、とてつもなく時間がかかってしまい効率が悪くなるので、おおよそで大丈夫です。
この方法は伸び切った状態でそのまま電気シェーバーを当てるよりも、時間がかかってしまうため、休日などの時間に余裕があるときに試してみてください。
電気シェーバーのメリットとは?
カミソリにはない電気シェーバーのメリットは、主に以下の3つです。
電気シェーバーのメリット
●カミソリよりも肌に優しい
●時短につながる
●場所を選ばずに使用可能
電気シェーバーはカミソリとは違う設計で作られていたり、シェービングクリームが不必要だったりすることから、さまざまなメリットがあるのでそれぞれ紹介していきます。
カミソリよりも肌に優しい
電気シェーバーの刃は皮膚に接触しないため、肌にも優しい設計になっており、傷めにくいという大きなメリットがあります。
対して、カミソリの刃は皮膚に接触するので、つるつるになりやすい特徴がありますが、肌にダメージを与えやすいのです。
カミソリを使用したあとに肌がヒリヒリしたり、出血が生じたりする原因には、上記の理由が該当します。
肌には保湿する働きがある「角質」が存在するのですが、カミソリの刃によって削ぎ落としてしまい、乾燥肌になってしまうリスクも高まります。
そのため、外的刺激を感じやすい敏感肌の方は、肌にあまり負担をかけない電気シェーバーがおすすめです。
肌を守る役割がある角質については、下記の記事で詳しく説明しているので、伴わせて読んでみてください。
時短につながる
カミソリはダメージを与えすぎてしまうことから、肌と刃の間にクッションとなる「シェービングクリーム」を塗らなければ、乾燥肌を招きやすくなります。
しかし、電気シェーバーはシェービングクリームを使用しなくとも、そのまま除毛できるため、時短につながるのです。
カミソリを使用する前にシェービングクリームなどをムラなく綺麗に塗ろうとすると、「いつの間にか数分も経過していた」といったことは、よく起こり得ることでしょう。
電気シェーバーでは工程を一つ飛ばすことができ、効率よく肌をつるつるに見せられます。
ただし、電気シェーバーの性能や毛質によっては、手間を増やさなければならないケースもあるので注意してください。
場所を選ばずに使用可能
電気シェーバーはシェービングクリームが必要ないため、浴室以外の場所でも使用可能です。
シェービングクリームを使うと周りのものを汚してしまう可能性があり、安易に身動きがとれず、床や壁などを洗い流せる浴室に限られてしまいます。
電気シェーバーは除去したムダ毛に注意することで、部屋でもそのまま使えます。
また、お出かけの最中、腕や脚などに剃り残しを発見したことがある方も多いのではないでしょうか。
電気シェーバーをカバンの中に入れておくだけで、ひと目のないところで時間をかけずにサッと除毛できます。
女性に適した電気シェーバーの選び方
電気シェーバーにはさまざまな種類が存在し、主な選び方には以下の4つが挙げられます。
電気シェーバーの選び方
●電源の形式で選ぶ
●コンパクトなペン型の電気シェーバー
●ヘッドが大きい電気シェーバー
●水洗いが可能な電気シェーバー
使用する部位や目的に応じて選ぶことで、利便性に大きな差が生じるので、それぞれの選び方について説明していきます。
電源の形式で選ぶ
電気シェーバーには「乾電池で作動するもの」・「USBで充電するもの」・「コンセントに挿して使用するもの」、3つの電源タイプに分かれます。
乾電池タイプは軽くてコンパクトなものが多く、持ち運びしやすい特徴がありますが、電池が無くなる度に準備しなければならないため、コストや手間がかかってしまいます。
USBタイプは重量が増してしまいますが、乾電池に比べて電気代が安かったり、充電器にセットするだけで使えたりするため、余計な費用や手間がかかりません。
コンセントに挿して作動するタイプの電気シェーバーは、使用場所が限られてしまうので、おすすめしません。
気軽にムダ毛処理したい方は乾電池タイプ。コストをなるべく抑えたい方は、USBタイプがおすすめです。
コンパクトなペン型の電気シェーバー
顔や腕、脚のムダ毛を処理したい場合は、「ペン型の電気シェーバー」がおすすめです。
女性の多くが愛用しているのがペン型の電気シェーバーで、乾電池タイプがほとんどです。
そのため、コンパクトなことから保管場所にも困らず、持ち運びもしやすいので、外出先でも気軽に使用できます。
また、薄くて細い産毛や眉毛などに適しており、顔向けのものが多くありますが、腕や脚などにも難なく使用可能です。
しかし、脇やVIOなどの濃くて太いムダ毛には力負けすることが多く、つるつるにならないことが多々あるので注意してください。
ヘッドが大きい電気シェーバー
脇やVIOのムダ毛を除去したい場合は、「ヘッドが大きい電気シェーバー」を使用しましょう。
ヘッドが大きいものはUSBタイプが多く、乾電池タイプよりも力負けしにくい特徴があります。
また、ヘッドが大きいことにより、1度の除毛で広範囲のムダ毛がつるつるになるメリットもあります。
そのため、時間の節約にもつながるので、効率よく除毛したい方におすすめです。
水洗いが可能な電気シェーバー
電気シェーバーの掃除をサッと済ましたい方は、「水洗いできるもの」を選びましょう。
自己処理したあとは取り除いたムダ毛が刃に絡まっており、細菌が繁殖しやすい状態なため、そのまま使い続けることによって、「毛嚢炎」と呼ばれる肌荒れを引き起こす可能性が高くなります。
水洗いできる電気シェーバーは、刃の周りを洗い流すだけで掃除できることから衛生面によく、時短にもつながります。
電気シェーバーの刃の掃除が面倒と感じる方は、水洗いが可能なものを使用してみてください。
以下の記事では毛嚢炎の原因について紹介しているので、気になる方は読んでみてください。
ムダ毛がツルツルになるおすすめの電気シェーバー
価格(税込み) | 3,400円※ |
電源タイプ | 乾電池 |
重量 | 20g |
刃の厚み | 0.12mm |
材質 | ステンレス |
細かな箇所のムダ毛がつるつるにならないときは、パナソニックが開発した「電気シェーバー フェリエ」がおすすめです。
フェリエの大きな特徴として、「刃が薄く、肌の表面に合わせてヘッドがスイングする」「ステンレス製により長持ちしやすい」の2つが挙げられます。
電気シェーバーの刃の厚みは「0.2mm~0.5mm」が平均なのですが、フェリエの刃は、「0.12mm」と非常に薄いのです。
加えて、肌の表面にある凹凸に合わせてヘッドがスイングするため、密着性がよく、細かな箇所のムダ毛も生え際から綺麗に除毛できます。
また、電気シェーバーの刃は切れ味が落ちやすく、使い続けることによってムダ毛がつるつるにならない原因につながります。
一方、ステンレスで製造されたフェリエの刃は切れ味の持ちがよいため、長期間にわたり使用でき、刃先が丸いことから肌にも優しい構造になっているのです。
効果的にムダ毛を除去しつつ、コスパのよい電気シェーバーを探している方は、ぜひ1度フェリエを試してみてください。
電気シェーバーでつるつるにならないときは除毛クリームがおすすめ
正しい方法で電気シェーバーを使用していたとしても、性能や毛質によってつるつるにならないことも当然あので、そのような方には除毛クリームがおすすめです。
除毛クリームは毛穴に浸透することで、皮膚表面の少し内側にあるムダ毛まで処理でき、つるつるになりやすいのです。
また、配合されている保湿成分によって潤いを与えられ、肌にも優しいというメリットがあります。
電気シェーバーほど肌に負担をかけないので、乾燥肌を防ぐことにもつながり、薄くて細いムダ毛の部位であれば、除毛クリームでも十分取り除けます。
ムダ毛処理のあとに肌がヒリヒリする方は、7つの美容成分が黄金バランスで配合されたケトリームを1度使用してみてください。
電気シェーバーでムダ毛がつるつるにならないまとめ
改めて、電気シェーバーでムダ毛がつるつるにならない原因を以下にまとめました。
電気シェーバーでつるつるにならない原因
●肌表面のムダ毛しか除去できない
●ムダ毛が濃くて太い部位に使用している
●刃の切れ味が悪くなっている
電気シェーバーは皮膚の中にあるムダ毛まで除去できないので、少しでも伸びてしまうと、肌触りが悪くなってしまいます。
使用する部位や古くなったものを使用することでも、剃り残しができてしまうため、つるつるになりません。
電気シェーバーで上手くムダ毛処理出来ない場合は、使い方や刃に問題がある可能性が高いので、今回紹介した内容を参考に、改善点がないか確認しましょう。