マニキュアのひび割れが起きる原因は?ヒビが入るのを防ぐ方法!

マニキュアにひび割れが起きる原因

誰でも手軽に始められ、簡単に落とせることから大変人気のあるマニキュア。

しかし、爪の状態や塗り方によっては、ひび割れを起こすこともあります。

マニキュアを普段から使用している方のなかには「上手く仕上がったのに、たった数日でヒビが入りダメになった」などの、経験をされた方も少なくないでしょう。

本記事では、マニキュアにひび割れが生じる原因やヒビが入りにくくするコツなどを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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マニキュアを塗ると数日でひび割れする原因

マニキュアを塗ると数日でひび割れする原因

マニキュアを爪に塗った日から、2日ほどでひび割れを起こす原因は5つあります。

自爪の状態はもちろんのこと、塗り方や生活の仕方にもヒビが入る要因は詰まっているのです。

マニキュアにひび割れができる原因を一つずつ説明するので、該当する項目がある方は改善するよう心掛けましょう。

・自爪が薄い状態
・トップコートを塗っていない
・爪の乾燥
・外的刺激によるもの
・マニキュアを塗ったあとの爪切り

自爪が薄い状態

日常生活で爪は、気づかぬうちに「たわむ」のですが、自爪が薄い人ほど頻繁に起こり、繰り返すことでひび割れの原因につながります。

爪がたわむ際、マニキュアも同時に引っ張られるため、隙間ができヒビが入るのです。

例えば、チーズを引っ張ると、最初は伸びた状態を保ちますが、やがて二つに分かれますよね。

マニキュアも上記と同じ現象を引き起こしており、ヒビが入ってしまいます。

ただし、柔軟性がなくなりすぎると、今度は物にぶつけた際に吸収力がなくなり、ひび割れしてしまうので注意しましょう。

爪が薄くなる主な原因についてはこちらをご覧ください。

  • ネイルを誤った取り除き方をしている
  • 爪の表面を削りすぎている
  • ネイルを頻繁にしている
  • 甘皮処理の仕方を間違えている

「爪が薄い」と感じる方は、普段から行っているケアなどが無意識に削ってしまっている可能性があります。

上記に挙げた項目に該当していないか振り返り、当てはまるものがある場合は改善しましょう。

トップコートを塗っていない

トップコートを塗っていない

トップコートはマニキュアのひび割れを防いだり、よれたりしないよう保護するアイテムです。

そのため、仕上げとしてトップコートを塗っていない方は、ひび割れしやすく物持ちが悪くなると言えます。

使用できる期間はマニキュアのみ塗布した場合は「2~3日」。一方、ベースコートやトップコートを併用した場合は「1週間」ほど長持ちします。

トップコートなどを使用しないのとでは、約5日間も使用期間に違いが生まれます。

また、マニキュアにツヤをだし奇麗に見せることも可能なため、必ず仕上げにトップコートを塗りましょう。

爪の乾燥

爪の乾燥は柔軟性が失われている状態のため、何らかの衝撃が生じた際、マニキュアに大きなダメージを受けヒビが入りやすくなります。

水分を含んでいる柔軟性がある状態は、衝撃が加わったとしても爪がダメージを吸収し、マニキュアへの負荷を和らげるのです

指で爪の両端を軽くつまむと分かりますが、円弧のように曲がりますよね。

乾燥している爪の場合、力をかけ続けると曲がることなく、そのまま折れてしまいます。

マニキュアのひび割れを起こさないためには、ハンドクリームなどを使用し、乾燥を予防する必要があります。

外的刺激によるもの

爪に柔軟性があったとしても、外的刺激による負荷を繰り返すと、マニキュアはひび割れを起こします。

例えば、固いコンクリートでも同じ箇所に物を当て続けると傷がつくように、爪の吸収できるダメージにも限度があるからです

マニキュアにおける外的刺激は、主に以下のようなことが挙げられます。

  • 物をマニキュアの表面に当ててしまう
  • 爪先を物に引っ掛けてしまう
  • 長風呂や水仕事などの水に関すること

上記に該当する方は、短期間でマニキュアにヒビが入りやすいと言えます。

仕事柄、水に触れてしまうのは仕方ないことですが、それ以外で改善できる部分は意識しましょう。

マニキュアを塗ったあとの爪切りには要注意!

マニキュアを塗ったあとの爪切りには要注意!

マニキュアを塗ったあとに爪が少し伸び、整えるために爪切りを使用したいという場面もあることでしょう。

しかし、マニキュアに大きな負担をかける外的刺激なため、ひび割れを引き起こす原因なのです。

爪を一つ一つ地道に削る必要があるので時間を要しますが、整える際はなるべく「ネイルファイル」を使用してください。

ネイルファイルの正しい使用方法として、直角で削るのではなく、45°の角度で長さを調整すると奇麗にできます。

マニキュアのひび割れを防ぐためにも、ネイルファイルを優先して伸びた爪を調節しましょう。

マニキュアのひび割れを起こしにくくするコツ

マニキュアのひび割れを起こしにくくするコツ

マニキュアのひび割れを起こしにくくするコツは、基本の手順でいかに正しい塗り方をするかで決まります。

ひび割れ対策
  • 爪を整える
  • マニキュアを塗る前に甘皮処理をする
  • ベースコートやトップコートを使用する
  • きちんと乾燥させてから次の工程に移る
  • マニキュア1回の塗る量を少なくする
  • マニキュアを爪先から塗る
  • 爪の表面を2度塗りで仕上げる
  • ネイルオイルなどでケアする

あくまで対策なので、必ずしもマニキュアにひび割れが起きないと断言できませんが、意識することでひびが入りにくくなります。

マニキュアの正しい塗り方については、以下の記事で詳しく説明しているので合わせて読んでみてください。

どうしてもひび割れが起きる場合は「クラックネイル」を楽しむ

どうしてもひび割れが起きる場合は「クラックネイル」を楽しむ

上記で紹介した対策をしたとしても、マニキュアにひび割れが現れる方もいらっしゃるでしょう。

そのような方は「クラックネイル」と呼ばれるネイルアートを楽しむのも一つの手です。

クラックネイルとは、マニキュアが乾燥する過程で、自然にひびが入ったようなデザインに仕上がるポリッシュのことです。

「ひび割れのようなデザイン」と聞くと、不安に思われるかもしれませんが、メージで言うと、大理石のようなシックな見た目にでき、大人びたおしゃれを楽しめます。

どうしてもひび割れが起きてしまう方は、ぜひ一度試してみてください。

クラックネイルの塗り方

クラックネイルを塗る手順は通常のマニキュアと少し異なり、「ベースに使うマニキュア」と「クラックネイル用のマニキュア」2種類が必要となります。

クラックネイルする際に必要な物や塗る手順を簡単にまとめました。

クラックネイルに必要な物
  • ベースコート
  • トップコート
  • ベース用のマニキュア
  • クラックネイル用のマニキュア
クラックネイルの手順
  • 手順1
    下地にベースコートを塗布
  • 手順2
    ベースカラーを塗布

    クラックネイルの色を基本に考え、合うベースカラーを選びましょう。

  • 手順3
    クラックネイルを塗布

    クラックネイルをベースに色の組み合わせを考えましょう。

    塗り方は筆を寝かせながら1度塗りで済ませ、時間を置くと自然にヒビが入ります。

  • 手順4
    仕上げにトップコートを塗布

通常のマニキュアと塗り方は変わらず、ひと手間加えるだけで簡単におしゃれ楽しめます。

いつもとは違ったネイルをしたい方にもクラックネイルはおすすめです。

マニキュアにひび割れが生じる原因のまとめ

マニキュアにひび割れが生じる原因のまとめ

マニキュアを塗ってから、たった数日でひび割れが起きる原因は「爪の状態」や「マニキュアの塗り方」、「生活の仕方」に問題があります。

改めて、それらの原因をまとめたのがこちらです。

・自爪が薄い状態
・トップコートを塗っていない
・爪の乾燥
・外的刺激によるもの
・マニキュアを塗ったあとの爪切り

上記に該当しているものを一つずつ改善することで、次第にひび割れが生じにくくなるでしょう。

奇麗に仕上げたマニキュアをできるだけ長く楽しむためにも、ぜひ意識してみてください。

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