マスカラはまつげにボリュームを出したり、長さを出したりと、目元を強調させられます。
しかし、塗るときのコツが多く、難しいメイクアイテムでもあるのです。
そのため、「マスカラの付け方が上手くできない」と、悩まれている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、マスカラ初心者でも簡単にできる付け方や目的に応じた選び方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【初心者さん向け】ナチュナルなマスカラの付け方
それでは早速、初心者さん向けにナチュナルなマスカラの付け方を、手順に従い紹介していきます。
人によって一重や二重、奥二重と異なりますが、ここで紹介する付け方が基本となるので、きちんと抑えておきましょう。
マスカラの塗り方が上手くなるコツは、「まつげに付着した汚れを取り除くこと」や「コームで毛の流れを整えておくこと」です。
「マスカラが上手くできない」と感じる方は、以下の順番に沿って、これから紹介する方法を真似てみてください。
■基本的なマスカラの付け方
1.まつげの汚れを取る
2.コームでまつげを整える
3.マスカラ下地を付ける
4.ビューラーでまつげをアップ
5.上まつげからマスカラを付ける
6.下まつげにマスカラを付ける
7.トップコートをまつげ全体に薄塗り
8.ホットビューラーでカールを長時間維持
【付け方1】まつげの汚れを取る
目に見えないまつげに付いた汚れは、「綿棒」を使用して1本ずつなぞっていき、綺麗に拭き取りましょう。
まつげには皮膚から出てきた余分な皮脂や汗が付着しており、ビューラーでアップさせたまつげを元に戻したり、綺麗に付けたマスカラがすぐに落ちたりする原因となります。
また、綿棒の代わりに「フェイスパウダー」を使うのも効果的で、皮脂や汗を吸収しベタつきを防ぐことによって、マスカラを崩れにくくします。
フェイスパウダーの付け方は指の先端に少量を乗せ、上まつげと下まつげに分けて、スッと塗っていくのがポイントです。
【付け方2】コームでまつげを整える
目元を美しく見せるためにもコームでまつげを梳かし、毛の流れを整えておきましょう。
まつげは髪の毛と同じように、人それぞれ生え方が違っていたり、寝相によっては寝ぐせが付いたりするのです。
そのため、毛の流れが揃っていないままマスカラを付けることで、まつげがバラバラとなり、顔の印象に悪影響をもたらします。
ビューラーやマスカラを塗る前にコームで梳かしておくと、ナチュナルで美しい仕上がりになります。
【付け方3】ビューラーでまつげをアップ
ビューラーでまつげをアップするやり方は、生え際部分を優しく掴み、少しずつ力を入れていきながら上げましょう。
根本部分が上げ終わったら「中間部分」「まつげの先端」に分けて、上記の方法を繰り返します。
このとき、根本に最も力を入れ、中間から先端へと移るたび、圧を弱めていくことを意識してください。
中間部分や毛先に力をかけ過ぎるとまつげが折れてしまうため、虫の触覚のようになるおそれがあります。
力を入れて1回でまつげ全体を上げようとするのではなく、3回に分けて小刻みにアップさせていくことで、ナチュナルで綺麗なまつげの出来上がりです。
【付け方4】マスカラ下地を付ける
マスカラ下地の付け方は上まつ毛から下まつげの順番で、1回で塗り終えようとせず、2度塗りで少しずつ足していきます。
付ける際はビューラーの使い方と同じ意識を持ち、根本を厚めに、中間から先端にかけて薄く塗っていきましょう。
中間部分や毛先に多く塗ってしまうと、ビューラーでアップさせたまつげが垂れ下がる原因となります。
マスカラ下地を付けるうえで液が溜まり、ダマになってしまった場合は、最後にコームで梳かすと簡単に取り除けます。
以下の記事ではマスカラ下地の役割について紹介しているので、「なぜ塗る必要があるのか?」と、思われる方は読んでみてください。
【付け方5】上まつげからマスカラを付ける
下地を塗り終えたら、上まつげからマスカラを付けていきましょう。
マスカラブラシを2秒ほどまつげの根元部分に当て、左右へ少し平行移動させます。
根本に十分な量を付けたあとは、毛の流れに沿って一直線上にサッと滑らせてください。
マスカラを2度塗りしてしまうとダマになりやすいため、基本的には1度塗りで済ませたいところですが、ボリュームに物足りなさを感じることもあるでしょう。
上記の場合は少しずつ足していき、付けすぎた場合はティッシュで軽くオフして調節しましょう。
下地やマスカラなど、まつげに何か塗ったあとは、コームで梳かすとバラバラになりづらいです。
手鏡が自宅にある方は目元に近づけてから顔を上向きにし、目線を下に下げると、まつげの生え際が見えやすくなり、マスカラが塗りやすくなるのでおすすめです。
【付け方6】下まつげにマスカラを付ける
下まつげへのマスカラの付け方は、ブラシの先を使って中央部分から先端にかけて薄く塗っていきます。
目のキワなど塗りづらい箇所は、ブラシを縦向きにしてチョンチョンと付けていくことで、塗り漏れを防げます。
下まつげにマスカラを付ける量は、上まつげのときほど多く塗る必要はありません。
なぜなら、下まつげの毛量は少ないため、ちょっとしたマスカラの量でもボリュームが出やすいのです。
手鏡がある方は、目元に近づけて顔を下に向け、目線を上にするとマスカラが塗りやすくなります。
【付け方7】トップコートをまつげ全体に薄塗り
トップコートの上まつげへの付け方は、マスカラブラシを横にして根本から毛先へと左右に動かしつつ、1度塗りで薄く仕上げてください。
下まつげは横持ちだと塗りづらいので、縦持ちや斜め持ちにして付けるとよいでしょう。
種類によってはカラーのトップコートもありますが、透明なものを選ぶとナチュナルな見た目となります。
トップコートを塗ることでまつげのツヤが増して美しくなったり、パンダ目になったりするのを防いでくれるため、時間があるときはぜひ取り入れてみてください。
【付け方8】ホットビューラーでカールを長時間維持
マスカラを塗る最後の工程として、「ホットビューラー」を使用し、まつげのカールを整えていきます。
まつげの中間部分に軽く当てるイメージで、毛先へとカールさせるように流していきます。
ナチュナルなまつげにするコツは、当てすぎるとやり過ぎ感が出てしまうので、あくまで軽く当てることを意識することです。
また、ホットビューラーはダメージを与えてしまう原因となるので、「まつげ美容液」でケアしておくのも忘れてはいけません。
まつげ美容液の実際の効果については、以下の記事で紹介しているので、気になる方は読んでみてください。
【ブラシ別】マスカラの付け方
初心者さんにおすすめなマスカラブラシの形状は、基本的な形となる「ストレート型」です。
マスカラにはさまざまなブラシがあり、ストレート型のほかにも「アーチ型」や「コーム型」、「ひょうたん型」、「ロケット型」などがあります。
当然、形状によってマスカラの付け方が違うため、以下のブラシについてそれぞれ説明していきます。
■ブラシごとのマスカラの付け方
・アーチ型でのマスカラの付け方
・コーム型でのマスカラの付け方
・ひょうたん型でのマスカラの付け方
アーチ型でのマスカラの付け方
アーチ型ブラシも基本的な付け方と同じで、根本を多めに塗り、毛先にかけて薄く仕上げましょう。
特徴として目の形にフィットするよう扇形に作られており、凹側がまつげに当たるようにすると、マスカラが塗りやすくなります。
ブラシを縦にして使ったり、斜めに持って塗ったりする必要がないことから、初心者さんにもおすすめな形状と言えます。
コーム型でのマスカラの付け方
コーム型ブラシはくし型のヘアブラシと同じ形状で、まつげを梳かしながらマスカラを塗れるため、最後にひと手間加える必要がありません。
塗り方は、基本的な付け方で紹介した通りの方法です。
ただし、目のキワにあるまつげはブラシの中央部分では塗りづらいので、先端部分を使用して塗っていきましょう。
ひょうたん型でのマスカラの付け方
ひょうたん型ブラシは中央部分がくびれており、先端部分が太くマスカラが付きやすいので、よりボリュームを出せます。
ひょうたん型での付け方は目の中央にあるまつげをくびれ部分で塗っていき、目のキワはブラシ先を使ってチョンチョンと少量を付けていきましょう。
ただし、ブラシの先端部分が太いことから、ストレート型やアーチ型、コーム型に比べて細かな部分を塗るのが難しいため、初心者さんが初めに使用するのはおすすめしません。
【セパレートまつげ】マスカラの付け方
マスカラを付けた際、人によっては「隣同士のまつげがくっ付いてしまい、バラバラに見えてしまう」ということも当然あるでしょう。
そこで、まつげがきちんと1本1本生えているように見せる「セパレートまつげのマスカラの付け方」を紹介します。
基本的な塗り方では「マスカラブラシを根元に当てたあと、左右に動かす」と説明しましたが、その動作は必要ありません。
根本に2秒間動かさずにブラシを当てたあと、毛先に向かって真っ直ぐ塗ると、束になりづらくなります。
また、ブラシの形状にも着目し、毛の流れを整えながらマスカラを塗れる「コーム型ブラシ」を使用するのがおすすめです。
【一重さん向け】マスカラの付け方のコツ
一重さんがマスカラを上手に仕上げるコツは、「ビューラーやマスカラをする際のサポートの仕方」と「下まつげを強調させる」ことです。
上記それぞれのコツについて、詳しく説明していきます。
まつげをきちんと上げる
ビューラーでまつげをアップさせたり、マスカラを付けたりする際は利き手の反対の手で、まぶたを上に押し上げてから使用してください。
一重さんの特徴として、まつげの根元がまぶたで覆われていることがあり、下に向いてしまっていることがあります。
その状態でビューラーをしても、きちんと根本から上がらないことがあるのです。
また、根本が隠れていることによって、きちんとマスカラが塗れなくなるので、何も持っていない方の手のサポートは非常に重要です。
下まつげもボリュームを出し目を大きく見せる
一重さんが大きな目を演出させるには、下まつげもボリュームを出しておくことが大切です。
下まつげを厚塗りすることで、目の縦幅を長く見せられます。
そのため、目のキワなどのマスカラが塗りづらい箇所も丁寧に塗りましょう。
下まつげが薄かったり、短かったりするのが気になる方は、まつエクやパーマをするのも一つの手です。
【二重さん向け】マスカラの付け方のコツ
二重さん向けのマスカラを付けるコツとしては、「ビューラーでまつげをアップしすぎない」というのも一つの方法です。
二重な方は元々、まつげの根元が露出していることから、ビューラーで上げやすいため、返って強調しすぎてしまい派手な見た目になる可能性があります。
いつもよりも圧を弱めることで、まつげが丁度よい具合に上がり、ナチュナルな印象を与えられます。
また、使用するマスカラはボリュームが出やすいタイプやカールを維持しやすいタイプよりも、「長さが出やすいタイプ」を使用すると、大人びた仕上がりになるのでおすすめです。
【奥二重さん向け】マスカラの付け方のコツ
奥二重さんがマスカラを上手に仕上げるコツは、「マスカラの種類の選び方」と「アイメイク用品は薄いカラーを使用」の2つです。
上記それぞれのコツについて、詳しく説明していきます。
カールを維持しやすいマスカラを使用
奥二重さんはマスカラの選び方について、特に注意しましょう。
奥二重の特徴として、まつげをカールさせると女性らしさが格段に増しますが、崩れてしまったときの差がハッキリしてしまいます。
「会社から家へ帰宅した際には、まつげが落ちてしまっている」という方も、多くいらっしゃるでしょう。
マスカラを購入するときはカールが維持しやすいタイプを選ぶことで、アップさせたまつげを長時間保てます。
アイシャドウなどは薄いカラーを使用
奥二重さんは、アイシャドウやアイライナーのカラーにも注意しましょう。
ネイビーやカーキなど、濃いカラーのアイメイク用品を使用すると、二重幅が見えづらくなってしまうのです。
そのため、肌なじみのよい「オレンジ」や「ベージュ」などを塗ることに酔って、奥二重の可愛さを保ちつつ、ナチュナルで清楚な印象を与えられます。
また、二重幅を広く見せたい場合は、あえてアイシャドウやアイライナーを塗らないことも一つの手です。
奥二重な方は、マスカラだけでなくアイメイク用品との組み合わせも意識してみてください。
マスカラそれぞれの種類の選び方
マスカラは数多くの種類があり、どのような選び方をすればよいのか分からない方も多くいらっしゃることでしょう。
自分に合っていないマスカラを使用することで、自身がイメージするなりたい自分に近づけず、相手にもよい印象は与えられません。
ここでは、目的に応じたマスカラの選び方を、以下に沿って説明していくので参考にしてみてください。
■マスカラそれぞれの種類の選び方
・マスカラのタイプで選ぶ
・マスカラのカラーで選ぶ
・マスカラブラシの形状で選ぶ
・水で落ちにくいマスカラを選ぶ
・クレンジングしやすいマスカラを選ぶ
【選び方1】マスカラのタイプで選ぶ
初めてマスカラを購入する場合は、タイプで選ぶことをおすすめします。
人それぞれまつげを「太く見せたい」や「長く見せたい」など、マスカラを使用する目的は異なるでしょう。
タイプによってまつげの仕上がりが異なり、目的に応じて選びやすいのです。
マスカラ初心者さんがよく最初に使われるのは「ボリュームタイプ」・「ロングタイプ」・「カールタイプ」の3つで、自分に合ったものを選びましょう。
マスカラのタイプ | 特徴 |
---|---|
ボリュームタイプ | 太くて濃いまつげに見せる |
ロングタイプ | 細くて長いまつげに見せる |
カールタイプ | カールを長時間維持しやすい |
ウォータプルーフタイプ | 水に強く落ちにくい |
スマッジプルーフタイプ | クレンジングしやすい |
【選び方2】マスカラのカラーで選ぶ
のちほど詳しく説明しますが、まつげの色と異なるカラーを選ぶことで、普段とは違った印象に仕上げられます。
ナチュラルさを残しつつ、さりげなく印象を変えたいときは「ブラウン」や「ブルー」などのマスカラがおすすめです。
一方、華やかな印象にしたいときには「ピンク」や「オレンジ」などが挙げられますが、自身の顔に合った色を選ばければならないため、上級者向けと言えます。
同じカラーでも濃い色や薄い色など、明るさの度合いは違うので注意してください。
マスカラブラシの形状で選ぶ
塗りやすさ重視で購入してみるのも、マスカラ初心者さんにおすすめな選び方です。
マスカラの付け方に慣れるまでは「ストレート型」・「アーチ型」・「コーム型」3つのブラシどれかを試していきましょう。
上記3つは複雑な使い方をする必要がなく、マスカラを簡単に塗れます。
慣れてきたあとは上級者向けではありますが、ボリュームが出しやすく細かな部分にも対応できる「ひょうたん型」・「ロケット型」のブラシに挑戦してみましょう。
水で落ちにくいマスカラを選ぶ
汗をかきやすい方や雨の日にすぐマスカラが落ちるのが気になる方は、水に強く落ちにくい「ウォータープルーフタイプ」を選んでみましょう。
まつげに付けたマスカラが雨や汗で滲んでしまうと、目の下が黒くなってしまうパンダ目の原因につながります。
ウォータープルーフタイプを落とす際には、「リムーバーマスカラ」が必要となるので、前もって準備しておきましょう。
雨や暑い日はウォータープルーフタイプを使用し、晴れて涼しい日は別のマスカラを付けるなど、使い分けするのもおすすめです。
クレンジングしやすいマスカラを選ぶ
できるだけマスカラをオフする時間を短縮したい方は、「スマッジプルーフタイプ」を選んでみてください。
スマッジプルーフタイプは水洗いのみで簡単に落とせるため、仕事や家事が忙しい日などにおすすめです。
また、皮脂などの汚れにも強く、ビューラーで整えたまつげを維持しやすい特徴もあります。
自宅にいる時間はもっとほかのことに使いたいと思う方は、1度試してみましょう。
【カラー別】マスカラの印象
普段よく使用しているマスカラのカラーを変えることでも、印象に大きな影響を与えます。
ただし、選んだカラーが自分に合っていなかったり、TPOにそぐわない色を使っていたりすると、周囲の方からよく思われないこともあるので注意しましょう。
それでは、下記カラーそれぞれの印象について簡単に説明していくので、自身が思い描いているイメージに合わせて選んでみてください。
■カラーごとのマスカラの印象
・ブラックのマスカラ:目をくっきり
・ブラウンのマスカラ:可愛らしさ
・ブルー系のマスカラ:白目を美しく
・グリーンのマスカラ:クールにかっこよく
・ピンク系のマスカラ:華やかさ
・オレンジ系のマスカラ:明るい雰囲気
ブラックのマスカラ:目をくっきり
日本人顔に最も違和感なく使用できると言える「ブラックカラーのマスカラ」は、まつげを目立たせ、目を大きく見せられます。
まつげのカラーが元々ブラックなので、TPOを考えずに使用できるのもよい点です。
マスカラを使い慣れていない方は、ブラックから使用していくのが無難です。
ブラウン系のマスカラ:可愛らしさ
「ブラウン」や「ベージュ」などは、可愛らしく優しいイメージを持たせられます。
肌の色と馴染みがよいことからも、カラー選びで失敗してしまうことも少ないでしょう。
ナチュナルさを保ちつつ、さりげなくまつげのおしゃれを楽しめます。
ブルー系のマスカラ:透明感のある目元
「ブルー」や「ネイビー」、「パープル」などのカラーはホワイトと相性がよく、白目を美しく引き立たせ、透明感のある印象になります。
寒色であるブルー系は清涼感があり、夏に使用しても暑苦しさを感じさせません。
また、目の下にクマができてしまったときでも、同系色により目立たせなくすることも可能です。
グリーンのマスカラ:クールにかっこよく
「グリーン」は、自然などの柔らかいイメージがある方も少なくないでしょう。
しかし、マスカラに用いる場合はクールで知的感溢れる雰囲気を醸し出せます。
グリーンのマスカラは濃い色味のものが多く、目元に立体感が出てかっこよさをアピールできるため、切れ長の目の形をしている方におすすめです。
ピンク系のマスカラ:華やかさ
「ピンク」や「レッド」系のカラーは、目元を華やかにでき、ガラッと印象を変えられます。
女性のイメージカラーとも言えるピンクのマスカラを付けることによって、女性らしさが増すので、成人式や旅行など、イベントごとがある際に使用するのがおすすめです。
ただし、色味や塗る量によっては派手になりすぎることもあるため、TPOには注意してください。
オレンジ系のマスカラ:明るい雰囲気
「オレンジ」や「イエロー」などのマスカラは、目元を明るくでき、陽気で朗らかな印象を与えられます。
ブラウン系と同様に肌の色とも馴染みやすく、アイシャドウの配色に心配することもありません。
普段から暗めなマスカラを使用しており、心機一転したいと考える方はぜひ試してみてください。
マスカラの付け方に関するQ&A
マスカラを使用していくなかで、付け方などに関することでよく疑問に挙げられることを洗い出しまとめたので、簡単に紹介していきます。
気になっていることがあれば、ぜひ参考にしてみてください。
Q1.ホットビューラーは必要?
マスカラ最後の仕上げとして使用する「ホットビューラー」は、必ず必要というわけではありません。
ホットビューラーの役割は、通常のビューラーでアップさせたまつげを、長時間維持するというものです。
そのため、「ビューラーで整えたまつげが短時間で落ちてきてしまう」と、悩まれたときに取り入れてみましょう。
ただし、熱によってダメージが加わり、傷みが酷くなると抜け落ちてしまうので、使いすぎには気をつけてください。
Q2.ビューラーなしでマスカラだけ塗ってもよい?
もちろん、ビューラーなしでもマスカラを塗っても問題ありません。
まつげをカールさせていない状態でのマスカラの付け方は「すだれまつげ」と言われる、テクニックの一つでもあります。
毛先がすだれのように、かかっていることから例えられ始め、ナチュナルな仕上がりとなります。
ただし、ビューラーなしでカールさせないと言っても、コームで毛の流れだけは整えておくようにしましょう。
揃えていないとマスカラを塗り終えたあと、まつげがバラバラなように見えてしまうおそれがあります。
Q3.目の下が黒くならない付け方
パンダ目のような目の下が黒くならない対策については、以下4つの方法で抑えられます。
・マスカラ下地やトップコートを使用
・水に強いウォータプルーフタイプを使用
・透明なマスカラを使用
・繊維が多く入っているマスカラを使用しない
ただし、対策をしたとしても黒くなってしまうこともあるので、そのときは乳液を付けた綿棒で軽く取り除き、ファンデーションを重ねてメイク直しをしましょう。
綿棒で拭き取る際に注意することとしては、黒くなった箇所を横に伸ばしながらオフしないことです。
横に伸ばすと範囲が広がってしまうので、綿棒を当てた部分のみで回転させながら除去してください。
Q4.ダマになったときの直し方
ボリュームを出すためにマスカラを多く付けてしまうと、部分的に液溜まりが生じてダマになることがありますが、以下の方法で簡単に直せます。
・マスカラコームで1度まつげを梳かす
・綿棒やティッシュで拭き取る
・歯間ブラシ(マスカラコームの代用品)
・指でダマ取り
マスカラや下地、トップコートを塗ったあとにコームで梳かすと、ダマになった部分を直しながら、まつげを整えられます。
綿棒やティッシュのように使い切りにもならないので、余計なコストがかからずおすすめです。
Q5.マスカラがすぐに落ちてしまう原因は?
マスカラが夕方には落ちてきてしまうう原因には、以下4つが挙げられます。
・マスカラの品質が低下
・スマッジプルーフタイプの使用
・目元に汚れが付いている
・手が時折まつげに当たっている
マスカラの付け方だけでなくマスカラ液本体に問題があったり、生活の仕方によって落ちたりするなど、さまざまな原因が考えられるので注意しましょう。
Q6.マスカラがまぶたに付いたときは?
マスカラをまつげに塗った際、まぶたに付くこともありますが乾く前であれば、乳液を含ませなくても綿棒のみで取り除けます。
ただし、乾燥してしまった場合は、目の下が黒くなったときと同じように、綿棒をその場でクルクル回しながらオフしましょう。
Q7.マスカラの落とし方
マスカラを落とすときは「綿棒」・「コットン」・「マスカラリムーバー」の3つを準備しておきましょう。
普段から水のみで洗い流せる「スマッジプルーフタイプ」を使用しているのであれば、マスカラクリームは必要ありません。
正しいクレジングの仕方については、以下の手順に沿って落としてみてください。
- コットンまたは綿棒にマスカラリムーバーを染み込ませる
- 目を閉じ上まつげの上からコットンを優しく添えて、マスカラと馴染ませる
- 下まつげ部分を2と同じように、下から当ててオフする
- 目のキワの細かな箇所は綿棒を使って拭く
コットンを当ててマスカラを馴染ませる際に強く擦ってしまうと、まつげが抜けたり、肌の色素沈着が起きたりする原因となるので注意しましょう。
肌やまつげへのダメージを考慮して、できるだけ優しくオフするのがコツです。
【まとめ】ナチュナルに仕上がるマスカラの付け方
マスカラを綺麗で長持ちさせるコツは、過剰に塗らないこともそうですが、まつげの汚れをきちんとオフしておいたり、整えたりすることです。
また、一重や二重、奥二重によってもマスカラの付け方が異なるので注意してください。
タイプによって特徴が違ったり、カラーで印象が変わったりするため、自分の用途に合わせた選び方も大切です。
もちろん、今回紹介した付け方などは人それぞれ向いている向いていないがあるので、よいと思ったものを取り入れて、日々のおしゃれを楽しみましょう。