メイクに使うパフの洗い方をご紹介!長持ちするには洗う頻度が重要?

メイクで使用したパフの洗い方

顔のメイクをする際は、必ずと言っていいほど使われる「パフ」ですが、正しい洗い方で手入れできているでしょうか?

なかには、「時間がなくて、1週間以上洗わないことがざらにある」という方も、少なくないでしょう。

しかし、メイク汚れや肌の汚れがパフに付着したまま放置したり、洗い残しがあったりすることで、劣化などの原因に繋がります。

そこで今回は、「メイクに使用したパフの正しい洗い方」や「洗う頻度」などについて詳しく紹介します。

自己流でなんとなく洗っている方は、ぜひこの機会に正しい洗い方を身に着けましょう。

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【基本編】メイクに使用したパフの洗い方

【基本編】メイクに使用したパフの洗い方

それでは早速、メイク後の基本的なパフの洗い方について紹介します。

パフには「コンパクト用」や「ホームユース」と言った、さまざまな種類が存在しますが、どれも同じ手入れの仕方で問題ありません。

洗い方は至って簡単なので、ぜひ参考にしてみてください。

準備するもの
  • パフクリーナー
  • ボウルなど(両手を入れ軽く動かせる大きさの容器)
  • キッチンペーパーorタオル
  • 30~40℃のぬるま湯

■1.パフクリーナーを馴染ませる
乾いた状態のパフに、10円玉ほどの大きさで「パフクリーナー」を馴染ませましょう。


■2.パフにぬるま湯を加えてもみ洗い
パフクリーナーを馴染ませた後は「ぬるま湯」を少量加え、30秒ほど指で優しく揉みほぐしてください。

優しく揉みほぐすことで、付着した汚れが浮き上がります。

パフクリーナーの量が不足していると感じる場合は、1滴ずつ垂らして調節します。

※強い力洗わないよう気をつける


■3.ボウルにぬるま湯とパフクリーナーを入れる
ボウルを用意し、「ぬるま湯:100」・「パフクリーナー:1」の割合を目安に入れましょう。

※30~40℃のぬるま湯を入れ、熱湯で洗わないようにする


■4.お湯の中でもみ洗い
パフクリーナーを薄めたぬるま湯に浸しながら、汚れによって濁った水分が出なくなるまで、再度もみ洗いします。


■5.キッチンペーパーなどを使用して乾かす
もみ洗いで汚れが取れた後は、キッチンペーパーやタオルで水分を拭き取り、室内で自然乾燥させて完了です。

※直射日光やドライヤーなどを使用しての乾燥は避ける


【応用編】複数のパフをまとめて洗う方法

【応用編】複数のパフをまとめて洗う方法

ここでは、応用となる「複数のパフを同時に洗う方法」について紹介します。

同時に洗うことで時短が可能となり、家事で忙しい主婦の方におすすめです。

ただし、基本の洗い方とは異なりジップロックの上からパフをもみ洗いするため、洗いづらくなることから力が入ってしまわないよう気をつけましょう。

準備するもの
  • パフクリーナー
  • ジップロック
  • キッチンペーパー or タオル
  • ぬるま湯

■1~2は基本の洗い方と同じ


■3.ジップロックに入れる
複数のパフ、ぬるま湯、パフクリーナー全てをジップロックの中に入れます。


■3.ジップロックの上からもみ洗い
全て入れ終えあと、30秒ほどジップロックの上から優しく指でもみ洗いをします。


■5.パフを乾かして完了


パフの洗い方で注意すること

パフの洗い方で注意すること

パフの洗い方には6つの注意点があり、自己流で洗うとパフを劣化させることにつながります。

洗う際に注意することをまとめたのがこちらです。

  • 圧力をかけ過ぎない
  • ぬるま湯でパフを洗う
  • 洗浄後はきちんと乾燥させる
  • パフを洗う頻度
  • アルカリ性の洗剤で洗わない
  • つけ置きでの洗い方は厳禁

できるだけ長くパフを愛用したいのであれば、上記に則って洗うよう意識してみてください。

それでは、注意点についてそれぞれの説明していきます。

圧力をかけ過ぎない

パフの汚れはもみ洗いをすることで落としますが、優しく扱うよう意識してください。

圧力をかけ過ぎるとパフが脆くなり、劣化を促してしまいます。

そのため、洗濯機を使用して洗うのも辞めましょう。

綺麗に汚れを落とせることから、ついつい強い力を入れてしまいがちですが、劣化を抑えるためにも優しくもみ洗いしましょう。

ぬるま湯でパフを洗う

パフは30~40℃のぬるま湯にパフクリーナーを入れいて洗いましょう。

40℃以上の熱湯はパフを傷めてしまい、劣化させる原因です。

一方、冷水だとファンデーションや肌汚れが浮きづらく、正しい洗い方をしたとしても、汚れが残ってしまう可能性があります。

洗浄後はきちんと乾燥させる

メイク後のパフの洗い方で怠りがちなのが「乾かす工程」です。

パフの中に水が残った状態は、湿り気の原因となり雑菌が繁殖してしまます。

ただし、洗濯物と一緒に屋外で直射日光を当てたり、ドライヤーの温風を直接当てたりなどの乾かし方は、効果的かと思いきやパフを傷めてしまう行為に該当します。

正しい乾かし方は洗い方でも説明した通り、キッチンペーパーやタオルなどでパフを包み、ある程度水分を吸収したのち、室内で自然乾燥させましょう。

直射日光やドライヤーは早く乾かせる一方で、劣化させる原因となるので注意してください。

パフを洗う頻度

メイクに使用するパフの洗う頻度は「できれば毎回」、時間や手間などにより難しければ、「最低でも1週間に1回」が目安です。

しかし、「綺麗にしよう」という思いが強く、パフを洗いすぎてしまう方もいらっしゃいますが、返って劣化させることにつながるので、上記回数を参考にしてみてください。

パフを洗うのは手間や時間がかかるため、「面倒くさい」と、思われる方も少なくないでしょう。

家事や仕事、予定などが詰まっていて時間がない場合は、水洗いだけでもするようにしてください。

アルカリ性の洗剤で洗わない

パフを洗う際は「パフクリーナー」を使用すると、ファンデーションや肌汚れを効率よく落とせまが、後ほど紹介する「食器用洗剤」などでも代用できます。

ただし、「アルカリ性洗剤」ではなく「中性洗剤」を必ず使用してください。

アルカリ性洗剤はパフの表面を傷め、劣化させる原因につながるので長持ちしません。

もし、食器用洗剤などを代用するのであれば、裏に貼られているラベルに「中性」と記載されているのか確認しましょう。

些細なことかもしれませんが、パフを長持ちさせるためには非常に大切なことです。

つけ置きでの洗い方は厳禁

パフを水に溶かした洗浄剤へつけ置きし、自然に汚れを落とそうとする洗い方はよくありません。

長時間、洗浄剤の中にパフを放置することで、劣化を早めてしまい寿命を縮めてしまうのです。

つけ置きの洗い方は「もっと手軽に洗いたい」などと、思われる方がよくやりがちな行為です。

普段生活していくなかで「自分は面倒くさがりだな」と、思い当たる節がある方は、つけ置きしないよう気をつけてください。

パフを洗わないままメイクに使用すると?

洗わずに放置したパフをメイクで使用すると、どのようなことが起きるのでしょうか?

メイクの際に洗っていないパフを使用して起きることは、主に以下の3つです。

  • ケーキングが起きる
  • 化粧ノリが悪くなる
  • 雑菌が繁殖し肌トラブルが起きる

汚れを放置すると「メイクの仕上がり」や「肌の環境」に大きな悪影響を与えるので、それぞれについて簡単に説明します。

ケーキングの原因に

ケーキングとは、油分や皮脂などの肌汚れがファンデーションの表面に付くことで、ブツブツになったり、細い筋のような固まりができたりすることを言います。

パフを使用する際肌に付着している汚れが移るため、使うたびに洗わないと、メイク汚れと一緒に残ったままになるのです。

上記のことから、次のメイク時にはケーキングを引き起こしてしまい、綺麗に塗れません。

また、パフに肌の汚れが残ることでファンデーションが付きにくくなるため、何度も塗り直す羽目となり、時間もかかってしまいます。

余計なストレスを抱えないためにも、パフを使用するたび洗うよう心掛けましょう。

下記の記事では、ケーキング起きた際の直し方について紹介しているので、気になる方は読んでみてください。

化粧ノリが悪くなる

化粧ノリが悪くなる

化粧のりが悪くなるさまざまな原因のうちの1つが、「メイク汚れなどが付いたままパフを使用する」ことです。

メイク汚れが付着した箇所はファンデーションが接着しにくいため、均等に塗れずムラになったり、よれたりしてしまいます。

化粧ノリを良くするには、メイクしたあと正しい洗い方でパフについた汚れを洗浄する必要があります。

下記の記事では化粧ノリを良くする方法について紹介しているので、伴わせて読んでみてください。

雑菌が繁殖し肌トラブルに

メイクでパフを使用したあと、洗わずに放置すると雑菌が繁殖します。

パフには肌の汚れが付着することを説明しましたが、酸化することで雑菌となり増殖始めるのです

洗っていないパフの使用はファンデーションを塗ると同時に、雑菌を顔に塗りつけてしまいます。

また、湿気が高くなる季節や湿度の高い部屋でパフを保管すると、雑菌の繁殖を促進させます。

上記の過程から肌トラブルにつながり、衛生面に関してもよくありません。

肌トラブルがよく起こってしまう方は、パフを洗わないことによる雑菌が原因のおそれがあります。

パフを洗う際の代用品

「メイクで使用したパフの洗い方」では、パフクリーナーを使用するよう紹介しましたが、自宅にある身近な物でも代用できます。

ただし、ファーデーションや皮脂の汚れをきちんと洗えるのは、パフ専用洗剤であることに間違いないので残量がなかったときなどの緊急を要する場合に使用しましょう。

パフクリーナーを代用できるアイテムはこちらです。

  • 食器用洗剤
  • 石鹸
  • クレンジングオイル
  • 洗濯洗剤(おしゃれ着用)

「パフの洗い方で注意すること」でも説明した通り、アルカリ性の洗剤は劣化を早めるので中性洗剤を使用してください。

また、物によっては表側が洗えているように見えても、中の汚れまできちんと洗浄できていないこともあります。

パフクリーナーはファンデーションを綺麗に落とすことに加え、パフの劣化も抑えるので、常に上記の物を代用して洗うのは避けましょう。

パフの替え時はいつ?

パフの替え時はいつ?

パフの替え時は汚れが目立ったり、ゴワゴワを感じたりした際、新しい物に取り替えましょう。

古くなり劣化した状態のパフでメイクすると、ファンデーションはいつも通りの物を使用しているのに、化粧のりが悪く感じることがあります。

また、満遍なくファンデーションが付かず、ムラの原因にもつながります。

パフは正しい洗い方で手入れしていたとしても、使い続けることでいづれは劣化する物です。

「まだ使える状態なのにパフを捨てるのは勿体ない」という気持ちはよく分かりますが、綺麗をメイクに塗るためにも、違和感を感じたらすぐに取り替えましょう。

パフには「シリコンパフ」という種類があり、通常の物より簡単にファンデーションを洗い流せるので、気になる方は1度使用してみてもよいかもしれません。

下記の記事でシリコンパフについて詳しく説明しているので、気になる方は読んでみてください。

正しいパフの洗い方で綺麗にメイクしよう

正しいパフの洗い方で綺麗にメイクしよう

メイク後のパフの洗い方は紹介した通り、手間がかかるかもしれませんが、誰にでも簡単に行なえます。

パフを洗うことで劣化を防いだり、綺麗にメイクできたりするため、面倒くさがらずに洗浄する意識を持ちましょう。

メイクをする目的はより美しく見せるためです。

手入れを怠り、逆に見た目が悪くなってしまっては本末転倒です。

美しい見た目に仕上げるためにも、紹介した頻度を目安に正しい洗い方でパフを手入れしましょう。

メイク
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