ファンデーションを塗る手段として、主にスポンジパフやブラシなどが挙げられますが、「シリコンパフ」という物もあります。
最近、シリコンパフを知った方のなかには、「デメリットは何がある?」や「使いづらいという口コミは実際どうなの?」と、疑問に思われている方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、上記のような方に向けて「シリコンパフのデメリット」はもちろんのこと、「よい口コミ・悪い口コミ」を忖度無しで紹介しております。
使用感などが気になっている方にとって、役立つ情報を載せているので、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事はプロモーションを含みます。
シリコンパフって何?スポンジパフとの違い
シリコンパフとは、ファンデーションなどを吸収しないシリコンで製造され、見た目が透明なパフのことです。
一般的に多く使われるスポンジパフはファンデーションなどが染み込むため、洗浄剤を使用して付着した汚れを洗い流す一方、シリコンパフは水のみで手入れが可能となり、何度でも使用できます。
また、使い道はスポンジパフ同様、ファンデーションを塗るのに使用しますが、日焼け止めやクリームチークなどを塗布する際にも使えます。
洗う手間が少なく、コスパがよいことから、発売当時は海外で爆発的な人気が出ました。
ここまで聞くと「スポンジパフよりもシリコンパフの方が優れている」と、思われることでしょう。
しかし、スポンジパフと素材が異なり、使い方によっては「ファンデーションを塗る際、ムラになる」、「少し使いづらい」と言った、デメリットがあるのも事実です。
シリコンパフにはさまざまなデメリットがあるため、スポンジパフと同じ使い方をしないよう注意する必要があります。
シリコンパフのデメリット
初めに説明した通り、シリコンパフにはさまざまなデメリットがあり、忖度無しでまとめたものがこちらです。
主に「使用感」に関するデメリットが多いため、スポンジパフの扱いに慣れている方は、使い方に注意しましょう。
それでは、シリコンパフそれぞれのデメリットについて説明していきます。
【デメリット1】ムラになる
シリコンパフのデメリットとしてよく見られるのが、何と言っても「ムラになる」ことです。
ファンデーションを吸い込まないため、シリコンパフに付けた量だけダイレクトに塗ってしまいます。
通常のスポンジパフはファンデーションが内側まで浸透することから、実際に付けた量よりも、表面に付着している量は減少しているのです。
シリコンパフを使う際はスポンジパフを使用するときと比べて、ファンデーションの付ける量を抑え、薄塗りするとムラになりづらいと言えます。
【デメリット2】使いづらい
シリコンパフはシリコンで作られているため曲げられますが、スポンジパフほど柔らかくありません。
目元のキワや鼻周りなどの細かな部分を塗る際に、「使いづらい」と、思うことも少なくないのです。
使い方に慣れるまでは、多少のストレスを感じることもあります。
【デメリット3】売ってないことが多い
シリコンパフは売ってないことが多く、購入するのに手間がかかってしまうこともあります。
ちょっとしたコスメコーナーにて、「スポンジパフは見かけるけど、シリコンパフは売ってない」というのは、よくあることでしょう。
大抵の方がファンデーションを塗る際、昔から販売されているスポンジパフやブラシを使用しており、主流アイテムとして認知されているのです。
それでは、「どこの場所で売ってるのか?」というと、以下にまとめました。
シリコンパフが売っている場所
●通販サイト(amaznや楽天など)
●100均(ダイソー、セリアなど)
●東急ハンズ
●ロフト
●PLAZAなど
ただし、店舗によってはシリコンパフを取り扱っていないこともあります。
もちろん、上記以外にも売ってる場所があるので、確実に入手したい場合は店舗先に確認するとよいでしょう。
【デメリット4】匂いが気になる
シリコンパフによっては、シリコンの独特な匂いが気になることもあります。
硬化剤を使用してシリコンパフを製造しているわけですが、含まれている物質が匂いの原因となるのです。
シリコンパフの製造で使われる硬化剤は、「有機過酸化物」と「プラチナ(白金)」の2つがあり、後者は悪臭を発することはありません。
ただし、プラチナ(白金)で作られたシリコンパフは「値段が少しばかり高くなってしまう」という、デメリットがあります。
匂いが気にあるというデメリットは、使用するシリコンパフによって分かれます。
シリコンパフのメリット
シリコンパフのデメリットに対して挙げられるメリットはこちらです。
シリコンパフのメリットを調査してみて、「コスパのよさ」に定評があることが分かりました。
それでは、シリコンパフそれぞれのメリットについて簡単に説明していきます。
【メリット1】リーズナブルな価格設定
シリコンパフはダイソーやセリアなどの「100均」にも売っているので、安く購入できます。
また、100均以外の場所でも数百円から入手できるため、お財布にも優しい化粧用品です。
一見、シリコンは高そうに見えますが、価格面で心配する必要はないと言えます。
【メリット2】ファンデーションの減りが少ない
ファンデーションをシリコンパフで取ると中まで染み込まないため、付けた分だけそのまま塗布できます。
スポンジパフで塗るときよりも少量で済むことから、ファンデーションの減りを抑えられるのです。
「ファンデーションを塗る際、減る量が気になる」という方も、少なくないでしょう。
上記に該当する方は、シリコンパフを1度試してみてはいかがでしょうか。
【メリット3】水洗いのみで汚れが取れる
何度も言いますが、シリコンパフの表面のみに汚れが付くので、洗浄剤を使わなくとも水洗いで落とせます。
スポンジパフを洗う場合は、さまざまなことに気をつけながら手入れする必要があり、手間や時間を要してしまいます。
メイクは出かける前にするものなので、「時間がなく洗う暇がない」や「帰宅してから手入れするのが面倒」という理由で、放置することもよくあるでしょう。
しかし、パフに付いた汚れをそのままにすると、持ちが悪くなったり、ファンデーションがムラになったりなどのデメリットが生じます。
シリコンパフは水のみで洗えるため、時間の節約につながりおすすめです。
「スポンジパフの正しい洗い方」について、下記ページにまとめているので気になる方は読んでみてください。
【メリット4】日焼け止めなども塗れる
基本的にスポンジパフはファンデーションを塗る場合に使用しますが、シリコンパフでは「日焼け止め」などを塗布する際にも使えます。
スポンジパフで日焼け止めを塗ろうとすると、ファンデーション以上に中へ染み込んでしまい、余分な量を消費してしまうのです。
日焼け止めは大抵の方が手を汚しながら塗っていることでしょう。
シリコンパフを使用することで、手に付けることなく紫外線対策ができます。
【メリット5】長期間にわたり使用可能
シリコンパフは水洗いするだけで繰り返し使用でき、長期間にわたり使用可能です。
スポンジパフによっては使い切りの物もあり、使用するたびにコストがかかってしまいます。
また、使い切りでなくとも、いずれはボロボロになってしまう消耗品です。
シリコンパフは100均などにて数百円で売られていることに加え、長い間使用できるため、非常にコスパがよいと言えます。
【メリット6】カラーやデザインが豊富
シリコンパフを調べてみると分かりますが、さまざまなカラーや形があります。
なかには「ハローキティ」や「マイメロディ」など、子供に人気があるキャタクターの形をしたコラボ商品も。
可愛いものを使用すると気分が上がりますよね。
しかし、キャラクターデザインのシリコンパフは歪な形をしているため、「細かな部分が塗りにくくなる」という、デメリットもあります。
メイクの時間にちょっとした楽しみを加えたい方は、使いづらさに気をつけながら使用するとよいでしょう。
シリコンパフのよい口コミ・悪い口コミ
シリコンパフのメリットやデメリットを説明したところで、実際に使用した方たちの口コミはどうなのか見ていきましょう。
使用感や手軽さなどについての口コミを集めたので、ぜひ参考にしてみてください。
シリコンパフのよい口コミ
シリコンパフのよい口コミをまとめたのがこちらです。
どこの口コミを見ても「使いづらい」とありましたが、私は非常に使いやすく感じました。
使いづらいと知人から譲り受けたので使ってみたところ、一気にファンデを伸ばせ、優しくポンポンすれば、スポンジパフを使った時のように馴染みました。
今までブラシでパフを馴染ませていたのですが、ブラシのようにファンデが吸い取られることがないため、ファンデの量を節約できました。
シリコンパフを使用してみて一番感動したのが、洗浄時の快適さです。
使い終わったあとは、ウェットティッシュで拭くだけでも綺麗になります。
シリコンパフを使用するとファンデが節約できました。いつも使用している半分の量で顔全体へ伸ばせました。手が汚れないことから手を洗うことなく、次の工程に移れるので時間短縮になります。
ただ、最後はスポンジパフで、細部を滑らかに整えた方がよいかもしれません。
出典:アットコスメ
シリコンパフの良い口コミを調査してみて、「水で簡単に汚れを落とせた」や「ファンデーションを節約できた」などの声が、多く見受けられました。
メイクに使用するパフにコスパを求めている方に、シリコンパフはおすすめと言えます。
シリコンパフの悪い口コミ
シリコンパフの悪い口コミをまとめたのがこちらです。
柔らかくしなり具合もちょうどよく、肌あたりが優しいです。しかし、シリコンパフだけだとムラになるので、最後はシポンジパフで馴染ませますが、第一ステップとして重宝しそうです。
シリコンパフの使い方が悪いのかムラになり、なかなか上手く伸ばせませんでした。
化粧浮きも酷くなったように感じます。
スポンジパフの方が柔らかく肌へのタッチが優しいのですが、シリコンだと固くて少しだけ肌ストレスを感じました。
下地BBファンデに使ってみたのですが、肌の上だけで滑っているのか馴染まず使いづらいです。
よい点としては、日焼け止めや下地でさえ指が汚れるのが嫌なので、シリコンパフを使用しています。
シリコンパフについて調べてみると、私のように馴染まない人もいれば、スポンジパフより馴染みがいいという口コミもあり、人によって意見が分かれるみたいです
使っている下地やファンデにもよるのかな?と思いました
出典:アットコスメ
シリコンパフのデメリットにもある通り「ムラになる」という声が多く、「ファンデーションが馴染まない」という方もいらっしゃいました。
シリコンパフの購入を検討している方は、ファンデーションを塗ったあとの仕上がりに注意する必要があるようです。
シリコンパフの5つの選び方
シリコンパフの選び方には5つの方法があるので紹介します。
ただ、「カラーやデザイン」・「販売価格」については、「シリコンパフのメリット」でも説明したので、今回は省略いたします。
シリコンパフの選び方
●カラーやデザイン
●販売価格
●厚さ
●持ち手の有無
●ケース付属の有無
シリコンパフ選びは、「使いづらさ」や「ムラになる」などのデメリットに直結する要素の一つとなるため、非常に大切です。
これから紹介する選び方を参考に、自分に合った商品を購入しましょう。
シリコンパフの厚さ
シリコンパフにはさまざまな商品が販売されており、厚さによっては使いやすさが変わる可能性があります。
「スポンジパフよりも少し硬い」と、言われるシリコンパフは、厚い物であれば曲がりづらいですが持ちがよくなります。
一方、薄い物であれば曲げやすく、自分の好きな角度に調節しやすいのです。
シリコンパフが使いづらいという方は、厚さによる問題が考えられます。
使いやすさを求める方は、薄いシリコンパフ。
長持ちを重視する方は、厚いシリコンパフを選びましょう。
持ち手の有無
スポンジパフ同様、シリコンパフにも中央に持ち手となる「帯」が付いている物もあります。
持ち手があるのとないのとでは、使いやすさに雲泥の差が出ることでしょう。
指を汚さず、手洗いする工程をなくしたい方は、帯が付いている物を中心に選んでみてください。
ケース付属の有無
シリコンパフには、ケース付属の物とそうでない物があります。
ケースが付属していなければ別途用意する必要があり、その分費用がかかります。
外出先にメイク用品を持ち歩く方は多くいらっしゃることでしょう。
ケースにシリコンパフを入れることで持ち運びが便利になります。
費用を抑えたい方は、なるべくケース付属のシリコンパフを購入しましょう。
シリコンパフの正しい使い方
シリコンパフのムラにならない使い方は、「塗る量」と「塗り方」がポイントです。
いくつかの注意点があり、自己流で塗ってしまうと「何となく使いづらい」や「ムラになる」などと、感じる原因につながります。
上記デメリットが起こらないようにするためにも、紹介する方法を参考にシリコンパフを使ってみてください。
シリコンパフの使い方
- 使い方1シリコンパフに少量のファンデーションを付ける
1回で必要分を付けるのではなく、複数回に分けて少しずつ取るようにしましょう。
※開封時、シリコンパフにフィルムが張り付いておりますが、剥がさないまま使用してください。
- 使い方2顔の内側から外側に向けて塗る
円を描きながら顔の内側から外側に向かって優しく塗ります。
目元のキワなどの細かな部分は、ポンポンと軽くパッティングしながら、肌に馴染ませましょう。
- 使い方3ムラになった箇所を繰り返し塗って完了
気になる箇所を綺麗に仕上がるまで繰り返し塗ります。
この際にも薄塗りするよう注意してください。
シリコンパフがおすすめな人
シリコンパフのメリット・デメリットや口コミを元に、おすすめな人を以下にまとめました。
購入を検討している方は、参考にしてみてください。
シリコンパフがおすすめな人
●パフの手入れ時間を少なくしたい人
●コスパのよいパフを探している人
●ファンデーションを長持ちさせたい人
●パフを長く愛用したい人
●日焼け止めを塗る際に手の汚れが気になる人
シリコンパフの購入で悩まれている方は、デメリットや悪い口コミにある「使いづらい」などの点に悩まれているのでしょう。
子どもとの食事中、「食わず嫌いはいけません」と教育するかと思いますが、メイクも同様です。
「不安要素があるから」と言って、いつもと同じ物を使っていては悩みごとは改善されません。
新しいことを取り入れなければ、現状は変わらないままです。
上記項目に少しでも該当するものがあれば、1度試してみることをおすすめします。
おすすめのシリコンパフ3選
amazonにてシリコンパフの価格やサイズなどを調査し、おすすめのものを3つ紹介します。
おすすめのシリコンパフ3選
●Twindrop(ツインドロップ)
●Puruff(パルフ)
●セラ
100均などでも購入できることを説明しましたが、店舗によっては売ってないこともあります。
もしお近くに、シリコンパフを取り扱っている場所がない場合は、下記商品で試してみてください。
Twindrop(ツインドロップ)
価格(税込み) | 475円 |
形 | しずく形 |
サイズ | 横幅:4.9cm 高さ:6.6cm 厚さ:0.9cm |
内容量 | 1個 |
パフケース | 有 |
ツインドロップは表面がシリコンパフ、裏面がスポンジパフとなっており、1つで両方を使用できます。
また、amazonでシリコンパフの価格を調べてみたところ、約400円~800円の価格帯で売っている物が多くあり、比較的安価です。
いざというときはスポンジパフも使えることから、紹介する3つのシリコンパフのなかでも、特におすすめな商品です。
Puruff(パルフ)
価格(税込み) | 499円 |
形 | しずく形 |
サイズ | 横幅:10cm 高さ:12.5cm 厚さ:1cm |
内容量 | 1個 |
パフケース | 有 |
パルフはツインドロップ同様に、価格がリーズナブルです。
ツインドロップと違う点はパフケースが別途付属しているため、よりコンパクトにバックの中へ収納できます。
ツインドロップは梱包材がチャック式となっているので、シリコンパフをそのまま梱包材の中に入れて持ち運ぶ必要があります。
セラ
価格(税込み) | 900円 |
形 | しずく形 |
サイズ | 横幅:5cm 高さ:6.5cm 厚さ:0.8cm |
内容量 | 1個 |
パフケース | 有 |
セラはシリコンパフのなかでも「900円」と、高価な点がデメリットですが、厚さ0.8cmという点で選ばせていただきました。
少しでも使いづらさを解消しやすいシリコンパフを、購入したい方におすすめです。
シリコンパフのメリットやデメリットのまとめ
シリコンパフについてさまざまなことを説明しましたが、デメリットやメリットを改めてまとめました。
もちろん、使い方や使用するファンデーションなどによって感じ方は異なるなため、あくまで参考程度に留め、購入の検討をしましょう。
シリコンパフは100均などでも購入でき、数百円から手軽に試せるので、「パフを手入れする時間がない」と、悩まれている方はぜひ試してみてください。
ただし、シリコンパフを100均以外の場所で購入する場合、事前確認もせずに行くと、「売ってない!」ということになりかねないので注意しましょう。