周囲の人に老いているような印象を与える「白髪」は、30代～40代で急に増えると言われています。
生まれつき黒髪の日本人にとって白い髪は目立ちやすく、悩まされている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか？
そこで本記事では、「白髪を黒髪に戻す方法や食べ物」・「毛先だけ白く、根本が黒い理由」などについて詳しく紹介しています。
歳を重ねてもおしゃれを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事はプロモーションを含みます。
黒髪が白髪になる原因
白髪が生え始める原因は、「メラニン」と「メラノサイト」の2つが関係しています。
大正製薬によれば、メラニンとは髪の毛の色となる「黒い物質」で、メラノサイトはメラニンを作り出す「色素細胞」のことを言います。
そのため、「メラノサイトの低下」＝「メラニンの低下」が成り立ち、メラノサイトの働きが弱くなることによって髪の毛に必要な黒色の色素が不足し、白髪が生えてしまうのです。
メラノサイトが低下する原因としては、以下の7つが挙げられます。
メラノサイトが低下する原因
●遺伝
●年齢
●ストレス
●栄養不足
●睡眠不足
●直射日光
●喫煙
年齢が増すごとにメラノサイトの機能が弱まり白髪が生えますが、なぜ低下してしまうのかは未だ証明されていません。
また、紫外線などによってダメージを受けたり、食べ物に偏りがあることで髪の毛に必要な栄養素が不足したりすることなども、白髪の原因につながるので注意しましょう。
白髪が増える原因や対策については、下記の記事で詳しく紹介しているので、伴わせて読んでみてください。
白髪を黒髪に戻すための条件
白髪はさまざまな対策を講じることで黒髪に戻すことが可能ですが、以下2つの条件が揃っていないといけません。
白髪を黒髪に戻す条件
●メラノサイトの休止による白髪
●チロシンが不足した白髪
メラノサイトが休止状態であれば、働きを呼び覚ますことで黒髪に戻せます。
2つ目の条件にある「チロシン」とは、メラノサイトがメラニンを生成する際に必要な物質のことを指します。
分かりやすく車の生産工場に例えると、高性能な機械があったとしても部品が不足していると車は作れませんよね？
メラノサイトが正常に働いていたとしても、部品になるチロシンが不足することでメラニンは生成されないのです。
上記の逆もメラニンが生成されなくなりますが、メラノサイトが休止状態ではなく、完全に消滅しまうと黒髪には戻せないため、どのような原因で白髪になったのかは非常に重要です。
メラノサイト◯ + チロシン◯ → メラニン◯
メラノサイト◯ + チロシン× → メラニン×
メラノサイト× + チロシン◯ → メラニン×
白髪が黒髪に戻った割合
白髪が黒髪に戻った割合は全体のうち「約2割」と言われており、「約8割」の白髪はすでにメラノサイトが無くなってしまった状態で復活しません。
例えば、20本の白髪が見つかった場合、対策を講じることで4本のみ黒髪に戻すこができ、ほか16本は白く目立つ状態のままとなります。
そのため、白髪が増えれば増えるほど、完全に黒髪へと戻すことは難しくなると言えるでしょう。
「若いから白髪はまだ大丈夫と侮り、気づいたときにはもう手遅れ」ということのないように、日頃から髪や頭皮のケアをしましょう。
| 白髪の状態 | 全体の割合 |
|---|---|
| 白髪から黒髪 | 約2割 |
| 白髪のまま | 約8割 |
根本が黒いのに毛先だけ白髪になる理由
髪の毛は、「毛母細胞」と呼ばれる毛根部分に見られる組織が増殖することで生えるため、毛先から伸びるのではなく根本から伸びていきます。
そのため、根本が黒く毛先だけ白い理由には以下の2つが考えられ、それぞれについて詳しく説明していきます。
根本が黒髪・毛先だけ白髪の理由
●白髪が黒髪に戻り始めている
●毛先だけにダメージが加わった
白髪が黒髪に戻り始めている
髪の毛は根本にあるものほど新しく、毛先にかけて古くなっていることから、よりダメージを受けています。
そのため、根本が黒く毛先だけ白髪になっている場合は、新しく生えてきた髪の毛が黒髪に戻り始めている可能性があります。
白髪が増える原因を抑えることによって、「メラノサイト本来の働き」や「休止していた状態」が、再び正常に機能し始めたと言えるのです。
また、元々メラノサイトが通常の役割を果たしていた場合は、「不足していたチロシンが増加した」とも言えます。
このとき、根本が白いままの髪の毛はすでにメラノサイトが消滅している可能性があるので、白髪染めなどで一時的に黒髪へ戻すしかありません。
白髪は健康に影響を及ぼさないため、研究する専門家が少なく、完全に無くなってしまったメラノサイトを復活させる方法は見つかっていないのが現状です。
上記のことからも白髪を増やさないためには、今あるメラノサイトを消失させないよう日ごろからケアしていくことが大切です。
毛先だけにダメージが加わった
根本だけ黒い髪が生えている場合には、毛先だけにダメージが加わったケースも考えられます。
髪の毛は、内側に白色のタンパク質である「コルテックス」が存在し、外側にダメージからコルテックスを保護する「キューティクル」の構造で成り立っています。
紫外線やヘアアイロンによって、キューティクルにダメージが加わり開いてしまうことで、コルテックスが剝き出しとなり、髪の毛が白く見えてしまうのです。
キューティクルは髪のうるおいを逃さないようにしたり、髪の主成分となるタンパク質を維持したりする役割があるため、白髪を抑えるのに無くてはならない層です。
髪を洗う際には「トリートメント」を、髪を乾かすときには「洗い流さないヘアオイル」などでダメージケアしましょう。
根元だけ白い場合は要注意
根本が黒い理由については理解できたかと思いますが、逆の場合である「根本が白い場合」はどうでしょうか？
毛先が黒いのに根本だけ白くなり始めているケースは特に注意が必要で、メラノサイトやチロシンがまさに異常をきたしている状態です。
そのため、「いづれ治るだろう」と、そのまま放置しているとさらに悪化し、白髪が増える原因につながります。
最悪の場合、メラノサイトが消えて一生黒髪に戻らず、白髪のまま過ごすことになる恐れも。
過度に焦ってしまうとストレスを受けることになりかねないので、落ち着いて次の項で紹介する「白髪を黒髪に戻す方法」を、取り入れて生活してみてください。
白髪を黒髪に戻す8つの方法
「メラノサイトが休止状態」または「チロシンの低下」によってできた白髪を、黒髪に戻す方法は以下の8つです。
白髪を黒髪に戻す方法
●栄養をバランスよく摂る
●運動をする
●ストレスを溜めない
●睡眠時間を確保する
●紫外線対策
●頭皮マッサージをする
●禁煙する
●炭酸水・炭酸シャンプーの使用
上記を見て分かる通り、規則正しい生活習慣で過ごすことが肝心です。
１度白髪が生えたからとすぐに諦めるのではなく、原因を抑えることで黒髪を復活できる可能性は大いにあるため、ぜひ意識してみてください。
黒髪を保つ栄養素をバランスよく摂取
食べ物によっては、メラノサイトを活発にする「カルシウム」や「ヨード」、頭皮の血流をケアする「鉄分」などの栄養素が豊富に含まれています。
そのため、バランスのよい食生活を意識することで、白髪になった黒髪を戻す効果に期待が高まるのです。
ただし、国立循環器病研究センターによれば、食べ物に含まれている栄養素がそのまま体内に吸収されるわけではなく、一定量は便や尿として排泄されてしまいます。
栄養素の吸収率を上げる「ビタミン」なども、効率よく白髪ケアするうえで必要不可欠と言えます。
自身の好きな食べ物だけを食べていると白髪が生えやすいため、食生活が乱れている方は少しずつ改善しましょう。
ストレスを溜め込まない
仕事や人間関係で溜まったストレスは、友人と遊んだり、趣味に没頭したりして発散するようにしましょう。
ストレスが溜まると「活性酸素」が過剰に分泌され、メラノサイトの働きが鈍くなり、メラニンが低下してしまいます。
また、頭の血行も悪くなるため、食べ物で摂取した必要な栄養素が髪の毛まで届かず、結果的に食生活のバランスが悪くなってしまうことにつながります。
ストレスは白髪が気になる方にとって天敵なので、平日に1人でも行える趣味を見つけておきましょう。
適度な運動を心掛ける
1週間に「10～20分」の運動を目安として、身体を動かすようにしましょう。
適度な運動を習慣化することで、頭皮の血行がよくなり栄養素が髪の毛まで届きやすくなります。
また、溜まったストレスも運動によって発散できるため、とくにおすすめな方法です。
注意点として必ずしも激しい運動をする必要はなく、「ウォーキング」や「ストレッチ」など、継続しやすい軽めな運動でも十分効果的です。
社会人になると学生のときに取り組んでいた「部活動」がなくなり、運動しない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか？
「移動中はエレベーターやエスカレーターをなるべく使わず、階段を利用する」など、小さなことから意識してみてください。
睡眠時間を確保する
年齢によって適切な睡眠時間は異なりますが、成人している方は「6～7時間」を目安に、眠るようにしましょう。
睡眠中は、食事で得た栄養素を吸収するように促す「成長ホルモン」が分泌されており、健やかな髪の維持につながります。
白髪ケアに必要な成長ホルモンは、年齢が増すごとに低下していくのですが、睡眠不足に陥ることでさらに減っていきます。
また、睡眠時間だけでなく「質」も非常に大切で、就寝前にスマホの画面を見たり、カフェインを摂ったりするのは辞めましょう。
良質な睡眠で意識すること
●6～7時間の睡眠時間
●就寝2時間前には入浴を済ます
●就寝前の飲酒・喫煙・カフェインを避ける
●昼に15分程度仮眠をとる
●身体に適したベットを使用
●目覚めたら日光を浴びる
頭皮への直射日光を避ける
外出する際は頭皮への直射日光を避けるため、「日傘」や「帽子」を使用してください。
直射日光は頭皮にダメージを与え、メラノサイトの働きを低下させてしまいます。
とくに太陽との距離が近くなる夏場は日差しが強くなるため、注意しなければいけません。
外出中はなるべく日陰になっているところを歩くことも意識してみましょう。
頭皮マッサージをする
1日に1分程度の頭皮マッサージを、朝・昼・晩の3回に分けて行い、頭皮の血流をよくしましょう。
頭皮の血流は時間が経過することで次第に悪くなっていくため、3回に分けて行うことで効果が持続しやすくなります。
また、頭皮マッサージは白髪を黒髪に戻すだけでなく、薄毛や抜け毛にも効果的と言われています。
将来、少しでも健やかな髪の毛を保ちたい方は、若いうちから頭皮マッサージを私生活に取り入れてみてください。
喫煙者は禁煙する
喫煙者にとって禁煙は、辞める過程でストレスとなり大変かもしれませんが、長期的に見ると髪の毛や金銭面でも損にしかならないので、この機に辞めることを検討してみましょう。
誰もが知っている通り、たばこには「ニコチン」が含まれており、頭皮の血管を縮ませてしまうことによって、髪の毛に必要な栄養素が届きにくくなります。
ただ、禁煙すると言っても依存度が高いため、辞められない方がほとんでしょう。
上記のような方におすすめなのが「医療機関による治療」で、個人で禁煙するのに比べて「70～80%」の成功率を秘めています。
健康保険が適用される場合は、処方される治療薬が1日のたばこ1箱分よりも安く費用を抑えられるため、気になる方はお近くの病院に相談してみましょう。
炭酸水・炭酸シャンプーの使用
勘違いされないよう最初に言いますが、「炭酸水や炭酸シャンプーは、白髪の改善に医学的な根拠はない」とされています。
ただし、毛穴に残った汚れを取り除けることから、頭皮の環境を健やかに保てるため、白髪ケアに期待が高まる方法でもあります。
炭酸シャンプーには頭皮ケアに役立つ成分が含まれており、肌にも優しい商品が多く開発されているのです。
最近では、炭酸水や炭酸シャンプーを使用する美容院をよく見かけることでしょう。
白髪を黒髪に戻したい方は、炭酸水や炭酸シャンプーを取り入れるのも一つの手です。
白髪を黒髪へと戻すときの心構え
白髪を少しでも黒髪へと戻す際に大切なことは、「継続すること」と「焦らないこと」です。
白髪を黒髪に戻すときに大切なこと
●継続すること
●焦らずじっくり対策すること
「メラノサイトやチロシンを増やす対策をしたから」と言っても、すぐに変化が現れるわけではないため、途中で諦めてしまってはさらに白髪が増えてしまう原因にもつながります。
また、たとえ白髪が黒髪に戻ったとしても、対策を辞めてしまうことで再発する可能性が大いにあります。
１度習慣化してしまった白髪ケアは、新しい白髪が生えてくるのを防ぐためにも、継続することを心掛けましょう。
白髪を黒髪に戻す4つのケアアイテム
白髪が生え始めると多くの方が使用するであろう「白髪染め」は、すぐに黒髪へ戻せるメリットがありますが、一時的に髪表面を着色しているだけのため、時間とともに染料は落ちます。
根本的な解決に至らないばかりか、頭皮や髪の毛にダメージを与えており、白髪を促進させてしまっているのです。
上記のことから、白髪ケアアイテムで黒髪に戻す場合は以下の4つがおすすめです。
おすすめの白髪ケアアイテム
●白髪染めトリートメント
●白髪染めシャンプー
●ヘアオイル
●サプリメント
なかでも、白髪の表面を黒く着色しつつ、ダメージケアも可能な「白髪染めカラートリートメント」と「白髪染めシャンプー」はとくにおすすめです。
上記それぞれの商品の特徴について紹介していきます。
ベルタ白髪染めトリートメント
白髪染めトリートメントは、摩擦や紫外線による外的刺激から髪の毛を保護するキューティクルを整え、うるおいを与えながら髪の表面を黒く着色できます。
なかでも、「ベルタへカラートリートメント」は、髪のうるおいを保てる効果に加え、ツヤやハリが増す65種類もの美容成分が配合されており、白髪ケアしたい方におすすめです。
また、白染め特有の鼻にツンとくる嫌な匂いがなく、グリーンフルーティーフローラルの爽やかな香りによってリラックスもできます。
一定期間内の解約で返金保証も付いているので、白髪の原因になるダメージを抑えつつ、効率よく白髪染めしたい方は、ぜひ１度試してみてください。
KAMIKA 黒髪クリームシャンプー
「KAMIKA 黒髪クリームシャンプー」は、汚れを吸着しながら落とすことにより、通常のシャンプーよりも刺激となりにくい特徴があります。
最大のメリットとして価格の安さが挙げられ、公式サイトの定期便からの購入で2回目以降、3本分のシャンプーをなんと「4,327円(税込み)」で入手できるため、非常にコスパがよいのです。
KAMIKA 黒髪クリームシャンプーも20日以内の解約で返金保証の対象となるので、白髪を黒髪に戻す方法で悩まれているのであれば試さない手はありません。
なんとなくで昔から使っているシャンプーを使用している方は、ダメージを軽減でき、髪の表面も黒く染められるKAMIKA 黒髪クリームシャンプーを使ってみてはいかがでしょうか。
エコマッカーナヘアオイル
「エコマッカーナヘアオイル」は、糸を引くほど伸びがよいテクスチャーで、ダメージを受けやすくなる乾燥をケアしたり、コシを与えたりする自然由来成分が含まれています。
入浴後はドライヤーで髪を乾かす方がほとんどかと思いますが、ヘアオイルを使用しなかった場合、熱風によって髪が傷んでしまい、メラニンの低下につながるのです。
普段からヘアオイルをしていない方は、「3,630円(税込)」とお手頃価格なエコマッカーナヘアオイルを、まずは試してみてください。
GROXIL（グロキシル）サプリメント
白髪ケアで悩まれている方は「サプリメント」を使用してみるのも一つの手です。
グロキシルのサプリメントには、黒く太い髪に多いと言われる「コラーゲン」や「N-アセチルグルコサミン」が、高濃度で配合されています。
N-アセチルグルコサミンは、髪の芯を丈夫にする働きがある「ヒアルロン酸」を分解したあとの成分であるため、身体への吸収が早く効率よくヘアケアできます。
通常価格「16,092円(税込)」のところ、公式サイトで購入すると「初回：5,379円(税込)」・「2回目以降：6,135円(税込)」で入手できることからも非常にお得です。
白髪を黒髪に戻す食べ物とは？
髪の毛は80～85%の割合で「タンパク質」でできており、「カルシウム」「ビタミンA・ビタミンB2」「亜鉛」「銅」なども、頭皮の状態をすこやかに保つために欠かせません。
白髪を黒髪に戻す食べ物
●乳製品
●大豆製品
●緑黄色野菜・果物
●魚介類・海藻類
白髪が生え始めたという方のなかには、食生活が乱れていると感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか？
それぞれの食べ物がどのような働きをもたらすのか紹介していくので、時間に余裕があるときは意識してみてください。
【食べ物1】乳製品
髪の主成分であるタンパク質を含む「乳製品」は、ビタミンAやビタミンB2も含まれており、髪や頭皮によい栄養素をバランスよく摂取できます。
ただし、「脂質」も豊富に含まれていることから、摂取しすぎると太ってしまったり、心筋梗塞になったりする恐れがあるので注意してください。
チーズ ／ ヨーグルト ／ 練乳 ／ 牛乳 ／ など
【食べ物2】大豆製品
「大豆製品」にはタンパク質やカルシウムのほか、メラニンを作る際に必要な銅やチロシンも豊富に含まれています。
なかでも、豆腐は料理面の観点から見ても、味に大きな影響を与えないことから取り入れやすく、とくにおすすめな食べ物です。
豆腐 ／ 豆乳 ／ 納豆 ／ みそ ／ きなこ など
【食べ物3】緑黄色野菜
「緑黄色野菜」には、ビタミン群や銅、カルシウムなどのさまざまな栄養素が含まれています。
食べ物を加熱すると、大切な栄養素が少し失われてしまうのですが、緑黄色野菜に含まれる「ビタミンE」は熱に強い特徴があり、効率よく黒髪に必要な栄養素を吸収できます。
ピーマン ／ にんじん ／ かぼちゃ ／ ほうれん草 ／ トマト など
【食べ物4】魚介類・海藻類
「魚介類」にはタンパク質や銅、亜鉛。「海藻類」にはメラノサイトの働きを活発にするミネラルやヨードが含まれています。
また、チロシンも含まれているので、メラニンを作るうえで必要な栄養素を魚介類・海藻類で摂取できます。
イワシ ／ マグロ ／ しじみ ／ わかめ ／ 昆布 ／ 海苔 など
黒髪から白髪になりやすい食べ物とは？
白髪を黒髪に戻す食べ物がある一方で、逆効果になり得る食べ物も存在するので紹介します。
白髪が増えやすい食べ物
●脂質が多い食べ物
●刺激物となる食べ物
●身体の体温を下げる食べ物
脂質が多い食べ物
脂質は身体に蓄積しやすいため、太りやすい栄養素の一つですが、血行不良を招く恐れもあります。
通常さらさらな血液は、吸収した栄養素を効率よく身体に循環させますが、血行が悪いドロドロな血液はうまく行き渡りません。
ただし、脂質は人間が1日健康に活動するうえでのエネルギー源です。
一定量必要な栄養素とも言えるため、過度な節制は身体に悪影響を及ぼすので注意してください。
オリーブオイル ／ ごま油 ／ サラダ油 ／ 肉類 ／ バター など
刺激物となる食べ物
消化器官への刺激が強い食べ物を過剰に摂取すると、栄養素の吸収率を悪くし、結果的に白髪が増える原因につながります。
しかし、脂質と同じように胃液を増やす役割もあるため、「脂質が少ない」や「食物繊維が柔らかい」などの消化によい食べ物と一緒に食べて消化器官のケアをしましょう。
わさび ／ からし ／ カレー粉 ／ 熱すぎる・冷たすぎる食べ物 など
身体の体温を下げる食べ物
身体の体温を下げてしまう食べ物にも注意する必要があり、頭皮の血行不良を招くおそれがあります。
とくに、夏の季節によく食べるであろう「アイスクリーム」や「かき氷」は、白髪で悩む方にとっては天敵です。
暑いとよく食べてしまいがちですが、できるだけ控えるよう意識してみてください。
アイスクリーム ／ かき氷 ／ スイカ ／ トマト ／ きゅうり など
【ホンマでっかTVで紹介】白髪を黒髪に戻すヤーバサンタってなに？
2021年放送の「ホンマでっかTV」で白髪を黒髪に戻すハーブとして、アメリカ西海岸に見られる「ヤーバサンタ」が取り上げられました。
ヤーバサンタに含まれる「ルテオリン」は、メラノサイトを活発化させ、髪を黒くする働きがあるのです。
日本香粧品学会誌によると、ネズミを実験体にした海外の研究で「白髪を抑制し黒髪を復活させる可能性がある」と示唆されました。
白髪ケア以外に「抗炎症作用」や「抗酸化作用」にも期待が高まるヤーバサンタは、Amazonで手軽に購入できます。
ハーブティーやサプリメントとして販売されているので、気になる方は試してみてください。
| ヤーバサンタ ハーブティー | ルテリオン 尿酸ダウン | |
|---|---|---|
| 価格（税込み） | 3,200円 | 2,980円 |
| 説明 | ・ほんのりとした甘みがあるお茶。 ・カリフォルニアの自然で育ったアロマでリラックス。 | ・高めの尿酸値を下げる目的として、ルテリオンが含まれているサプリメント。 |
白髪ケアにつながる髪の洗い方
間違った洗い方をすることで、頭皮や髪の毛を傷つけてしまったり、汚れが残ってしまったりすることがあります。
以下の流れを参考に、ヘアケアをしてみてください。
髪の洗い方
- 洗い方1ぬるま湯で汚れを落とす
頭皮の汚れはぬるま湯のみで80%ほど落とせるので、十分すすぎ洗いしてください。
- 洗い方2頭皮をもみ洗い
シャンプーをよく泡立てたあとは「30秒ほど」を目安に、指の腹を使って頭皮を洗う意識で優しくもみ洗いしてください。
シャンプーは髪の毛の汚れではなく、ぬるま湯で落とせなかった頭皮の汚れを落とす目的で使用します。
- 洗い方3すすぎ洗い
髪を洗った倍以上の時間をかけてすすぎ洗をし、シャンプーが毛穴に残らないようにしましょう。
- 洗い方4トリートメントをする
トリートメントは髪の根本ではなく、毛先を中心にダメージケアをしてください。
- 洗い方5ドライヤーで乾かす
髪を洗ったあとは、キューティクルの開きを抑えるためにもドライヤーで乾かします。
自然乾燥はキューティクルが開いたままとなり、ダメージになりやすいので避けましょう。
白髪を黒髪に戻す際の注意点
ここまで白髪を黒髪に戻す方法などを紹介しましたが、5つの注意点があります。
以下の点について、白髪ケアをする方法と伴わせて意識してみてください。
白髪ケアする際の注意点
●白髪を抜く
●髪の洗いすぎ
●負担が大きいシャンプーの使用
●髪を自然乾燥で乾かす
●スマホ・パソコンを見続ける
【注意点1】白髪を抜く
残念ながら白髪を抜いたとしても、原因を抑えない限りは生え続けます。
逆に髪の毛を抜く行為は毛根へのダメージとなり、炎症を起こすこともあるため、すこやかな髪が育たなくなってしまいます。
白髪を見つけたら抜きたくなる気持ちは分かりますが、「ハサミで短くカットする」か「白髪染め」を使用して目立ちを抑えましょう。
【注意点2】髪の洗いすぎ
髪の洗いすぎは、肌に存在する必要量の「皮脂」まで、汚れと一緒に落としてしまいます。
皮脂にはうるおいを保つ働きがあり、乾燥のケアにつながるため、摩擦などのダメージから肌を保護します。
東京都にあるTOMクリニックでは、「30秒ほどでサッと洗うこと」が推奨されているので、1分以上シャンプーを使って洗っている方は注意しましょう。
髪の洗い方でも紹介しましたが、髪の毛に付着した汚れは、ぬるま湯のみで洗う時点で「80～85%」ほど洗い流せています。
【注意点3】負担が大きいシャンプーの使用
シャンプーによく使用される「界面活性剤」は、洗浄力が強く汚れをきれいに落とせる一方で、皮脂を溶かしてしまいます。
そのため、洗浄力が高いシャンプーは注意する必要があり、購入する際に含まれている成分をきちんと確認しなければいけません。
「石鹸系」や「硫酸系」、「オレフィン系」は頭皮への負担が大きい傾向にあり、髪のパサつきを及ぼしたり、白髪染めに含まれる染料の持続性を悪くしたりするので避けましょう。
「アミノ酸系のシャンプー」は頭皮や髪に優しく、皮脂を残しつつ汚れを洗い流せるのでおすすめです。
【注意点4】髪を自然乾燥で乾かす
入浴後はタオルで水分を拭き取り、ドライヤーで必ず乾かすようにしましょう。
髪の毛を洗ったあとはキューティクルが開き、ダメージを受けやすい状態のため、自然乾燥で待っている間に負担がかかってしまうのです。
ただし、タオルドライ時に強く拭いたり、ドライヤーを当てすぎたりすると、返って髪の毛にダメージを与えてしまいます。
ドライヤーは髪の毛から距離を離し、同じ箇所に何度も熱風を当てないよう意識してみてください。
【注意点5】スマホ・パソコンを長時間見続ける
長時間、パソコンやスマホの画面を見ると、血流の低下となる「眼精疲労」を招き、白髪が生えやすくなります。
仕事でパソコンを使ったり、睡眠前にスマホを使ったりする方も多くいらっしゃることでしょう。
デスクワークの方は定期的に「休憩」や「頭のマッサージ」を取り入れ、スマホをよく使用される方は趣味を見つけてなるべく画面から離れる過ごし方を意識してみてください。
白髪を黒髪に戻す方法のまとめ
白髪を黒髪に戻す場合は、以下8つを実践してみてください。
白髪を黒髪に戻す方法
●栄養をバランスよく摂る
●運動をする
●ストレスを溜めない
●睡眠時間を確保する
●紫外線対策
●頭皮マッサージをする
●禁煙する
●炭酸水・炭酸シャンプーの使用
基本的に白髪は生活習慣を整えることで抑えられます。
ただし、「メラノサイトの休止」や「チロシンの不足」以外の理由で、白髪が生えた場合は黒髪に戻すことが難しいと言えます。
上記のような白髪は抜いたとしても逆効果となるので、白髪染めやハサミで短くして目立たなくしましょう。