白髪を抜くと増えるって嘘?やめられない場合ははげる!?

白髪は指と鏡を使えば簡単に抜けますが、習慣化してやめられない場合は、はげるリスクが高まります。

また、「白髪を抜くと増える・黒くなる」という噂を、聞いたことがある方も多くいらっしゃることでしょう。

本記事では、ネットでも公開されている研究結果をもとに分かりやすく紹介していきます。

ほかにも、「白髪を抜くとどうなるのか」や「おすすめの白髪ケア商品」も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

※白髪染め:髪の表面を着色
※本記事はプロモーションを含みます

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白髪を抜くと増える・黒くなるは嘘

白髪を抜くと増える・黒くなるは嘘

まずは、白髪を抜く行為について、下記2つの噂が本当なのかどうかを紹介します。

●白髪を抜くと増える
●白髪を抜くと黒くなる

白髪を抜くと増えるは嘘

「白髪を抜くと増える」という噂がありますが、科学的に証明されておらず、全くもって嘘の情報です。

上記の噂が確かな情報であることを明言している医療機関についても調査してみましたが、やはり見つかりませんでした。

白髪はさまざまな原因によって生えますが、加齢とともに増えるケースが多々あり、一般的に30〜40代が目立ちやすくなると言われています。

そのため、30〜40代のタイミングで抜くことで、即座にほかの白髪を見つける機会も多くなり、「増えた」と思い込んだ方が噂を広めた可能性が考えられます。

また、「白髪は黒髪よりも早く伸びる」という研究結果が出ており、原因を改善して黒髪に戻さない限り、白髪を抜いたとしてもすぐさま同じ場所から生えてくるのです。

上記の要因も噂されるようになった1つの原因でしょう。

白髪を抜くと黒くなるも嘘

「白髪を抜き続けると黒くなる」という噂についても、下記の情報から嘘と言えます。

資生堂によれば、毛根には「メラノサイト」と言われる細胞が存在し、髪の毛を黒くする「メラニン色素」を作る働きを担っています。

しかし、生活習慣やストレスなどの原因によって、メラニン色素が生成されなくなることで白髪になるそうです。

そのため、白髪を黒く戻すためには、メラニン色素が低下する原因を抑えることが大前提なのです。

むしろ白髪を抜く行為自体、頭皮や毛根に負荷を加えるので、すこやかな髪の毛が生えづらくなります。

【メリット】白髪は抜いた方がいい?

【メリット】白髪は抜いた方がいい?

白髪を抜くメリットは、鏡さえあれば指でも簡単に行えたり、すぐに目立たなくなったりなど、以下の4つが挙げられます。

白髪を抜くメリット

●鏡とピンセントのみで手軽
●白髪ケアに即効性がある
●生えてくるまで白髪が目立たない
●ストレス解消になる
●白髪だけ抜くとスッキリする

上記4つのメリットから、白髪で悩まれている方のなかには「抜いた方がいい」と、思われている方も大変多くいらっしゃいます。

しかし、メリット以上に大きなデメリットがあるため、ハサミで短く切ったり、白髪染めで黒く染めたりなどで対処しましょう。

※白髪染め:髪の表面を着色

【デメリット】白髪を抜くとどうなる?

【デメリット】白髪を抜くとどうなる?

それでは実際に白髪を抜くと、頭皮や髪の毛にどのような悪影響を及ぼすのでしょうか?

具体的なデメリットについては、以下にまとめました。

白髪を抜くデメリット

●はげるリスクが高まる
●頭皮や毛根を傷める
●くせ毛になる恐れがある
●かゆみを招く恐れがある
●黒髪も巻き込んでしまう

白髪を抜く行為は、すこやかな髪の毛が成長しなくなるリスクが高まるため、おすすめしません。

白髪を抜きたい衝動に駆られた場合でも、デメリットを把握することによって、思いとどまれることもあるので詳しく説明していきます。

【デメリット1】はげるリスクが高まる

白髪を抜く最大のデメリットとも言えるのが、ヘアサイクルが乱れることで、はげるリスクが高まることです。

ヘアサイクルとは、髪の毛の成長スピードが最も早い「成長期」、次第に伸びづらくなる「退行期」、自然に抜け落ちる「休止期」の3段階の期間を、1つの周期にまとめたことを指します。

AGAスキンクリニックによれば、ヘアサイクルが乱れることによって、すこやかな髪の毛が育つのに必要な成長期」が短くなり、細くて短い髪の毛が増えてしまうのです。

髪の毛はヘアサイクルの影響で、1日に「50~100本」ほど自然に抜け落ちると言われています。

しかし、細くて短い髪の状態はさらに抜け毛が増え、薄毛になったり、最悪の場合はハゲたりする恐れがあります。

【デメリット2】頭皮や毛根を傷める

白髪を抜く行為は頭皮や毛根に大きな負担をかけ、1度生えた白髪は、原因を改善しない限り同じ場所から何度も生えます。

そのため、白髪が生える度に抜き続けることで、黒髪に必要なメラニン色素を生成するメラノサイトの働き低下させ、黒髪に戻る確率が減ってしまうのです

なかには「1回だけなら大丈夫なのか」と思われる方もいらっしゃかと思いますが、紫外線や摩擦などでも頭皮にダメージを与えています。

髪の毛を労るのであれば、頭皮や毛根へのダメージとなる原因を1つでも減らさなければいけません。

【デメリット3】周囲の黒髪も抜いてしまう

【デメリット3】周囲の黒髪も抜いてしまう

白髪を抜いていると、周囲の髪の毛を誤って巻き込んでしまうことがあります。

メンズジェニー(医療脱毛クリニック)によれば、毛根に存在する「毛乳頭」が何らかの原因によって分裂することで、1つの毛穴から複数の髪の毛が生えることがあるそうです。

上記の理由から、白髪を中心とした髪の毛へ負担をかけてしまうため、薄毛やはげる可能性がさらに高まります。

綺麗に1本ずつ抜こうとすると神経質となり、余計に時間がかかるという新たなデメリットにもなり得るでしょう。

【デメリット4】くせ毛になる可能性がある

髪の毛がくせ毛になる原因には「毛穴の形状」が関係しており、ストレートな髪の毛穴が正円なのに対し、くせ毛の毛穴は楕円状になっている傾向があります。

毛穴は加齢とともに楕円状へと近づいていくのですが、白髪を抜くことでさらに歪んでしまうことがあり、ストレートだった髪質がくせのある紙質になる恐れがあるのです。

たとえ、一時的に白髪の悩みを解消できたとしても、時間が経てば同じ毛穴から新たに髪の毛が生えてきます。

白髪が目立って気になる場合は、将来のすこやかな髪の毛を守るためにも、毛穴に負担がかからない対処法を習慣化しましょう。

【デメリット5】炎症を起こしかゆみを招く

白髪を抜く行為は毛根を無理やり引っ張っているため、毛穴の奥に傷口が生じ、雑菌が感染することで、「毛嚢炎(もうのうえん)」と呼ばれる炎症を引き起こします。

赤みを帯びた炎症は、皮膚にかゆみを及ぼしたり、メラノサイトの働きが低下しメラニンが不足する原因になったりするのです。

「白髪は黒髪よりも太く生えやすく、頭皮を刺激してしまうことでかゆみが出やすい」という研究結果が公開されています。

そのため、「余計に白髪が気になり、抜いてしまう」悪循環に陥るので、気をつけなければいけません。

白髪が生えるとかゆいと感じる理由については、以下の記事で詳しく紹介しているので、気になる方は読んでみてください。

白髪を抜き続けた結果どうなる?

白髪を抜き続けた結果どうなる?

白髪を抜き続けた結果どうなるのかについて、「answer BEAUTY SALON」にて紹介されていた、お客さんのリアルな体験談をご紹介します。

実際に白髪を抜き続けたエピソード

白髪を抜くことが習慣化していた30代のお客さんは、子どもにお小遣いを渡す代わりに抜いてもらっていたそうです。

お小遣いが貰えることから、喜んで白髪を抜いている子どもの姿が想像できることでしょう。

それから20年ほど経った50代に突入したころ、ある異変に気が付いたそうです。

白髪が目立ち子どもによく抜いてもらっていた場所からは、髪の毛が生えなくなってしまったとのこと。

同じ場所から生えてくる白髪を抜き続けた結果、部分的にはげてしまったそうです。

引用:answer BEAUTY SALON

実際にあったエピソードからも分かるとおり、白髪を抜き続けることでハゲる可能性が高まります。

たった1回でも楽しいと感じたり、スッキリしたりすることによって、習慣化してしまう人も多くいらっしゃいます。

そのため、たとえ白髪を見つけたとしても、抜いてしまわないよう注意してください。

白髪を抜くのがやめられない人の特徴

白髪を抜くのがやめられない人の特徴

白髪を抜くのがやめられない人の共通点として、以下の6つが挙げられます。

白髪を抜いてしまう人の特徴

●楽しいと感じている人
●スッキリすると感じている人
●手軽さを感じてしまった人
●白髪の目立ちがストレスに感じる人
●白髪で強いかゆみを感じる人
●白髪を抜いても痛くない人

上記6つのうち、該当する項目が多ければ多いほど、習慣化しやすい人に当てはまります。

場合によっては病気の可能性も考えられるため、詳しく紹介していきます。

白髪を抜く行為は病気の可能性も

白髪を抜く行為が習慣化している人のなかには、「抜毛症(ばつもうしょう)」と呼ばれる病気に陥っている可能性があります。

抜毛症とは、白髪を抜くデメリットを理解しながらも、自身で衝動を抑えられず、抜いてしまう病気のことです。

精神的ストレスを抱えることで発症するケースが多く、仕事や人間関係などによって、不安が付きまとうたびに払拭しようと繰り返すようになるのです。

抜毛症を治す方法は、まず抜毛していることを認識することが非常に大切で、ストレスを抱えないよう生活する必要があります。

しかし、生きている限りストレスとは向き合っていかなければならず、自身で治すのは困難を極めるため、医療機関やクリニックに相談することをおすすめします。

白髪を抜いても痛くないときの理由

白髪を抜いていると痛みを感じないときもありますが、習慣化する1つの原因です。

白髪の抜毛行為をしても痛くない理由には、以下の2つが考えられます。

白髪を抜いても痛くない理由

●栄養不足により髪の毛が細い
●休止期に入った抜けやすい白髪

髪の毛にも栄養が必要なのですが、偏った食生活によって不足すると、次第に細くなってしまいます。

細くなった髪の毛毛穴に隙間を空けることから、抜けやすい状態になるため、痛みを感じにくくなるのです。

また、休止期に入った白髪は自然に抜けやすい状態なので抜毛行為によって痛くなることはありません。

髪の毛を引っ張ったときに、ちょっとした抵抗もなく抜けてしまう場合は、上記どちらかの理由が当てはまります。

白髪を抜く行為を止める方法

白髪を抜く行為を止める方法

白髪を抜く行為を止める方法を、5つご紹介します。

白髪を抜く行為をやめる方法

●ハサミで白髪を切る
●白髪染めを使用する(髪の表面を着色する)
●髪色を明るくしてしまう
●パーマをかける

簡単に言ってしまえば、白髪を目立たなくさえすれば、気になって抜く必要もなくなり辞められるわけです。

抜毛行為の衝動を抑える方法について、それぞれ紹介していくので参考にしてみてください。

ハサミで白髪を切る

白髪の根本をハサミで切ることで、頭皮を傷つけることなく目立ちを抑えられます。

ただし、白髪を抜くことと同様に、周囲の髪の毛を巻き込んでしまう恐れがあります。

どうしてもセルフカットが難しい場合は、気心の知れた家族や友人、美容師にお願いしてみましょう。

白髪染めを使用する

白髪の目立ちを抑える方法として、最もおすすめなのが白髪染めです。

ヘアカラーは5~10分ほどのわずかな時間で、まばらに生えている白髪も、まとめてきれいな黒髪に仕上げられます。

白髪が増えれば増えるほど、ハサミでカットするのも手間がかかることでしょう。

白髪染めは効率よく白髪ケアできるので、ぜひ取り入れてみてください。

※白髪染め:髪の表面を着色

髪色を明るくしてしまう

髪色を明るくしてしまう

年齢が20~30代の方で若白髪が悩みなのであれば、髪色を大胆に明るくしてみるのも1つの手です。

髪の毛自体明るくすることで、白い髪の毛は目立ちづらくなります。

環境によっては使えなかったり、抵抗があったりするするため、ほかの方法で白髪ケアしましょう。

パーマをかける

髪質がストレートで白髪の目立ちが気になる方は、パーマをかけてみてください。

パーマをすることによって髪の毛がうねり、表面に現れていた白髪が内側に隠れることがあります。

しかし、おしゃれも楽しめるパーマは費用がかかるうえ、白髪隠しできる保証はできません。

そのため、確実に目立ちづらくしたい方は、やはりハサミや白髪染めがおすすめと言えます。

※白髪染め:髪の表面を着色

白髪ケアは白髪染めトリートメントがおすすめ

白髪ケアは白髪染めトリートメントがおすすめ

白髪の目立ちをケアしたいときは、髪の毛のダメージ補修をしつつ、自然に染められる「白髪染めトリートメント」がおすすめです。

多くの方が使用している白髪染めのほとんどが、アルカリ性の性質を持っており、弱酸性である髪の毛に使用することでダメージを与えてしまいます。

髪の毛がアルカリ性に近づくことによって、表面を覆っている「キューティクル」が開き、内側にある栄養素が漏れて出て傷んでしまうのです。

ダメージケアのほかにも、自宅で手軽に使用できたり、通常のトリートメント代わりにも使えたりといったメリットもあります。

そこで、数ある白髪染めトリートメントのなかでも、特におすすめな商品を3つ紹介するので、普段から白髪ケアしたいと思っている方はぜひ試してみてください。

※白髪染め:髪の表面を着色

おすすめの白髪染めトリートメント

●ベルタヘアカラートリートメント
●natiaral-ナティアラル-
●ミープラスクリームカラートリートメント

ベルタヘアカラートリートメント

おすすめの白髪染めトリートメント1
出典:ベルタヘアカラートリートメント公式
価格(税込み)※1【通常価格】
5,478円
【定期初回購入】
3,828円/1本
【2回目以降】
4,378円/1本
容量200g
カラーブラック
ダークブラウン
無添加数8種類※2
返金保証20日間
※1別途手数料がかかります
※2ジアミン系酸化染料/パラベン/鉱物油/石油系界面活性剤/酸化剤/紫外線吸収剤/タール系色素/サルフェート

ベルタヘアカラートリートメントの大きな特徴としては、髪の外側だけでなく内側からも染毛が可能です。

通常の美容成分をさらに小さくした「ナノ化成分」が、キューティクルの内部に入り込むため、内と外のW染毛が可能となり、きれいで自然な仕上がりとなります。

また、ナノ化成分以外にも65種類の美容成分が配合されており、使用感が優しい作りになっています。

通常のトリートメントと遜色なく使用できるので、髪のダメージに悩まている方にもおすすめです。

※染毛:髪の表面を着色

natiaral-ナティアラル-

おすすめの白髪染めトリートメント2

出典:ナティアラル公式
価格(税込み)※1【通常価格】
7,480円
【定期初回購入】
2,178円/1本
【2回目以降】
4,980円/1本
容量200g
カラーブラック
ダークブラウン
無添加数9種類※2
返金保証30日間
※1送料無料
※2界面活性剤/石油系界面活性剤/パラベン/紫外線吸収剤/散乱剤/サルフェート/酸化剤/ジアミン系酸化染料/タール系色素

ナティアラルは、髪の毛や頭皮に刺激を与えやすい9種類の添加物を使用していないことから、ダメージケアしながら白髪の表面を着色できます。

中性の性質を持っていることから、「傷みにくい」・「染毛しやすい」の2つを両立しているのもメリットの1つです。

また、髪の毛にハリやコシを与える「自然由来成分」が含まれており、「ボリュームが感じられなくなってきた」という方にもおすすめです。

ミープラスクリームカラートリートメント

おすすめの白髪染めトリートメント3
出典:ミープラスクリームカラートリートメント公式
価格(税込み)※1【1ヵ月コース】
3,080円/1本
【2ヵ月コース】
5,995円/2本
容量100g
カラーダークブラウン
ライトブラウン
無添加数5種類※2
返金保証記載なし
※1送料無料
※2石油系成分/シリコン/パラベン/合成香料/ジアミン系染料

ミープラスクリームカラートリートメントは、比較的費用が安く、コスパのよいヘアカラー剤です。

内容量は100gと少ないのですが、「1回で染めること」にこだわって作られており、1週間に何度も使用する必要がないため、1ヶ月間は十分持つことでしょう。

白髪ケアであまり費用をかけたくない方におすすめの白髪染めトリートメントです。

※白髪染め・ヘアカラー剤:髪の表面を着色

白髪染めトリートメントのデメリット

白髪染めトリートメントのデメリット

ダメージケアをしながら髪の表面を着色できる白髪染めトリートメントにも、以下3つのデメリットがあります。

白髪染めトリートメントのデメリット

●1回で染まりにくい
●色落ちしやすい
●ヘアカラーが染まりにくくなる

白髪染めトリートメントを購入する際は、デメリットをきちんと理解したうえで検討しましょう。

1回で染まりにくい

通常の白髪染めは正しく使用することによって、1度で白髪を染められます。

一方、白髪染めトリートメントはダメージケアも兼ねていることから、1回ではきれいに染まらず、「ムラになりやすいというデメリットがあるのです。

そのため、3回、4回と使用していくことで白髪ケアできるので、1回目の使用では過度な期待は禁物です。

白髪染めトリートメントを使用する場合は、根気強く継続して使用していく必要があります。

※白髪染め・染める:髪の表面を着色

シャンプーの使用で色落ちしやすい

白髪染めトリートメントに限った話ではありませんが、使用するシャンプーによっては、髪の外側に定着した染料が落ちやすくなります。

「石けん系」や「硫酸系」のシャンプーは洗浄力が強すぎるがゆえ、キューティクル開いてしまい、色が抜けてしまうのです。

毎日シャンプーで髪を洗う場合、定着した染料は「約2週間」で落ちると言われています。

そのため、できるだけ色をキープするためにも、比較的洗浄力が低い「アミノ酸系」のシャンプーを使用してください。

美容院でのヘアカラーが染まりにくい

定期的に白髪染めトリートメントを使用することは、常に髪の表面に染料が付着した状態になります。

そのため、美容院でいざヘアカラーをした際に、付着した染料が薬剤の浸透を妨げ、一部ムラになってしまうことがあるのです。

美容院でヘアカラーを予約している場合は、当日の1週間~1ヶ月は、白髪染めトリートメントの使用を控えましょう。

※白髪染め・ヘアカラー:髪の表面を着色

白髪が生える原因

白髪が生える原因

そもそも白髪が増える原因には、以下の8つが挙げられます。

白髪の原因

●遺伝
●加齢
●ストレス
●食生活
●睡眠不足
●運動不足
●紫外線
●たばこ

遺伝や歳を重ねることによっても白髪は生えますが、原因の多くは生活週間が関係しています。

日々の生活習慣には、髪の毛を黒する働きがあるメラニンを低下させる要因が、非常に多く詰まっているのです。

たとえ、ハサミで短く切ったり、白髪ケアアイテムで目立ちを抑えたりしたとしても、原因を抑えない限りは時間とともに新しい白髪が生えてきます。

白髪で悩まれている方は、白髪染めトリートメントでケアしつつ、規則正しい生活週間を意識することをおすすめします。

頭皮マッサージで血行をサポート

白髪の原因を抑える方法の1つとして、定期的な頭皮マッサージが挙げられます。

マッサージによって頭皮の血行をサポートすることで、食事で摂取した髪の毛に必要な栄養素が行き渡りやすくなります。

1回につき2分程度の頭皮マッサージを、朝・昼・晩の3回を目安に行い、指の腹を使って「襟足の根本」と「つむじ周り」を重点的に行うとより効果的です。

白髪ケアには炭酸シャンプーがおすすめ

白髪の原因を抑える方法として、炭酸シャンプーもおすすめです。

シャンプーに含まれた炭酸が、頭皮の毛穴汚れをきれいに落とします。

また、炭酸シャンプーの多くは弱酸性でできており、髪の毛や頭皮と相性がよく、すこやかな髪の毛を維持するのです。

炭酸シャンプーについては以下の記事で詳しく紹介しているので、気になる方は読んでみてください。

白髪に関するよくある質問

白髪に関するよくある質問

白髪に関するよくある質問について、簡単に紹介していきます。

多くの方が気になるであろう質問を取り上げているので、参考にしてみてください。

若白髪の人は、はげることはありませんか?

「若くして白髪が生えている人は、将来はげにくい」という噂をよく聞きますが、科学的根拠はありません。

白髪が増える原因として、「遺伝」や「年齢」が一般的に広く知られています。

しかし、食生活や睡眠不足、ストレスなどでも白髪は増えるため、たとえ若い人であろうと生えることはあります。

白髪が黒髪に戻ることはありますか?

白髪の原因を改善することによって、黒髪に戻ることはあります。

ただし、ある条件が整っていないと戻らないため、白髪の約80%はそのまま残ってしまうと言われています。

白髪を黒髪に戻す条件については、以下の記事で紹介しているので、伴わせて読んでみてください

白髪は何歳から目立ちますか?

白髪は「30代半ば~40代」にかけて目立ち始めます。

年齢を重ねるとともに、メラノサイトの働きが弱まっていき、メラニン色素が次第に低下していくためです。

30代以上の方で白髪に悩まれている方は、とくに規則正しい生活習慣を意識しなければいけません。

後頭部の白髪を見つける方法はありますか?

後頭部は白髪を見つけにくい部位ですが、三面鏡を使用することで見つけられます。

また、態勢がつらかったり、扱いづらかったりするデメリットはありますが、大きな鏡の前で手鏡を使用することでも白髪を探せるので、見つけやすい方法を試してみてください。

【まとめ】白髪を抜くと増えるという噂は嘘

【まとめ】白髪を抜くと増えることはない

白髪を抜いたとしても増えたり、黒くなったりするという噂については、科学的根拠がないことから嘘と言えます。

しかし、以下のデメリットがあることから、抜いて目立ちを対処する方法はおすすめしません。

白髪を抜くとどうなる?

●はげる可能性がある
●頭皮や毛根にダメージを与える
●くせ毛になる恐れがある
●かゆみを招く恐れがある
●周りの黒髪も抜いてしまう

白髪を見つけたらハサミ切ったり、白髪染めトリートメントで髪の表面を着色したりする方法を用いて目立ちを抑えましょう。

上記のデメリットを知ったうえで抜毛行為をやめられない方は、病気の恐れがあるため、お近くの医療機関に相談してください。