ジェルネイルを爪に塗布する前に、必ず処理しておきたいケアの一つである「油分処理」。
「ジェルネイルはきれいに塗れるけど、数日経つとすぐ取れてしまう」と、悩まれている方も多くいらっしゃるでしょう。
原因の一つとして、爪の油分を落としきれていない可能性が考えられます。
上記の悩みを解決するべく、本記事では「きちんと油分除去できるおすすめなアイテム」や「正しいやり方」について詳しく説明しております。
きれいに仕上げたジェルネイルを長持ちさせたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事はプロモーションを含みます。
ジェルネイルの油分除去は何のために行う?
ジェルネイルを塗ったあと定着しやすいよう、爪に付着している油分を除去する必要があります。
油分が爪に付着したままジェルネイルを塗ることで、きれいに仕上げたネイルもすぐに取れてしまうのです。
ネイル専門店でも油分除去してからジェルネイルを施すため、非常に大切な処理と言えます。
また、ジェルネイルを塗る前は油分除去に加えて、以下の処理も忘れてはいけません。
●爪先の長さをそろえる
●甘皮処理
●爪の表面の凹凸をなくす
油分だけでなく角質やほこりもネイルがすぐに取れてしまう原因につながるので、忘れず除去しましょう。
ジェルネイルは爪を1つずつ丁寧に仕上げるため、非常に時間がかかります。
だからと言って、油分除去を省くとジェルネイルが長持ちしなくなるので、必ず処理しましょう。
下記の記事では、下処理の仕方について紹介してるので、伴わせて読んでみてください。
ジェルネイル前の油分除去におすすめなアイテム
ジェルネイル前の油分除去に「おすすめなアイテム」や「やり方」を紹介します。
身近にある物から薬局やネット通販などで購入する物まで、幅広く集めました。
油分除去におすすめなアイテム
●エタノール
●ハンドソープや石鹸
●プレプライマー
「ジェルネイルの油分除去で何を使えばよいか分からない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
エタノールで爪を拭く
油分除去のおすすめアイテムとして、最初に使用したいのが「エタノール」です。
エタノールには油を溶かす効果があり、キッチンの油汚れを落とすのにも使われているほどです。
ただし、爪や皮膚に害はないものの水分を奪い乾燥を招くので、使用したあとはハンドクリームやネイルオイルなどで保湿する必要があります。
エタノールは油分除去に加え、「ライトを当てて固まらかったジェルの拭き取り」や「ブラシに付着したジェルの拭き取り」にも使用可能です。
ドラッグストアなどの薬局で簡単に入手できることからおすすめです。
エタノールでの油分除去のやり方
- やり方1直接爪に塗ってはいけない
- やり方2エタノールをキッチンペーパーなどになじませる
- やり方3キッチンペーパーなどで爪のキワまできちんと拭く
- やり方4ハンドクリームやネイルオイルで保湿して完了
ハンドソープや石鹸で爪まわりを清潔に
エタノールが自宅に不足していた場合は、ハンドソープや石鹸を使用して清潔にしましょう。
ハンドソープにも油分を除去する効果があるため、ジェルネイルを長持ちできます。
しかし、通常の手洗いの際、爪まわりまできちんと洗う人は少ないことでしょう。
ジェルネイルでの油分除去の目的は、爪の油をきちんと取り除くことです。
そのため、手のひらはもちろんのこと、爪の表面や根本、裏まで入念に油分を洗い流すよう注意してください。
プレプライマーを爪に塗る
ネイルに使用するプレプライマーは、エタノールやハンドソープなどで油分除去したあとに塗りましょう。
エタノールやハンドソープのみの油分除去では、汚れを落としきれないこともあります。
そのため、プレプライマーを使用することによって落としきれなかった油分を除去でき、ジェルネイルが定着しやすくなるのです。
エタノール同様、プレプライマーもドラッグストアで簡単に購入できるうえ、適切にケアできるアイテムなので非常におすすめです。
プレプライマーでの油分除去のやり方
- やり方1独特な匂いを発するため、窓を開け換気しておく
- やり方2爪の中央から塗る
- やり方3中央を塗ったあとに左右を塗る
- やり方4ハンドクリームやネイルオイルで保湿して完了
【100均おすすめ】油分除去できるネイルクレンザー
ダイソーなどの100均に売られている「ネイルクレンザー」でも、ジェルネイル前の油分除去が可能です。
ネイルクレンザーはジェルネイルキットに付属されているほど、油分を取り除く効果があります。
また、未硬化ジェルの拭き取りやブラシを洗う際にも使用できます。
100均で安く購入できジェルネイル専用のケア用品なことから、エタノールよりもネイルクレンザーで油分除去するのがおすすめです。
ネイルクレンザーでの油分除去のやり方
- やり方1ハンドソープや石鹸で手洗いし乾燥させる
- やり方2ネイルクレンザーをキッチンペーパーなどになじませる
- やり方3キッチンペーパーなどで爪のキワまできちんと拭く
- やり方4ハンドクリームやネイルオイルで保湿して完了
ネイルクレンザーはアセトンで代用が可能
ネイルクレンザーの代用品として、「アセトン」を使用できます。
しかし、油分除去の効果が強力な反面、爪の乾燥も酷くなる特徴があります。
もしアセトンを代用するのであれば、少量を爪に塗ったあときちんと保湿しましょう。
また、液体が気体へと変化しやすく宙に浮いた有害物質を吸い込むことで、気分を害するおそれがあので使用中は必ず換気してください。
油分除去としては絶大な効果を発揮しますが、使用には十分注意する必要があり、あまりおすすめしません。
爪の角質除去をする
ジェルネイルを長持ちさせるには油分除去のみ行えばよいのではなく、「角質」を取り除く必要があります。
油分除去をしたとしても、爪に角質が残った状態でジェルネイルを塗ると、短期間でぽろっと取れてしまうのです。
ネイル専門店では専用の機械を使って角質を除去しますが、自宅にない人がほとんどでしょう。
セルフで爪の角質除去するやり方を紹介するので参考にしてみてください。
準備する物
●ウォッシャブルファイル
●スポンジバッファー
●シャーミーバッファー
●キッチンペーパーなど
●ハンドクリームなど
●水
爪の角質除去のやり方
- やり方1ウォッシャブルファイルで角質をやさしく擦る
爪の横など白く硬化している角質を、ウォッシャブルファイルでやさしく擦りましょう。
角質が取れた時点で、ウォッシャブルファイルの使用を中断してください。
- やり方2スポンジバッファーで整える
ウォッシャブルファイルで擦った面は粗いままなので、スポンジバッファーでやさしく擦り整えましょう。
周りの皮膚となじむように、円を描いて擦ってください。
- やり方3シャーミーバッファーでさらに整える
スポンジバッファーに加え、シャーミーバッファーで擦ることによって、ジェルネイルを塗り終えた際にきれいに仕上げられます。
先にザラザラのある面、そのあとにツルツルな面の2回に分けて擦るのがおすすめです。
- やり方4水を含んだキッチンペーパーなどで汚れを拭き取る
- やり方5ハンドクリームなどで保湿して完了
除光液はジェルネイル前の油分除去におすすめ?
「除光液」は保湿成分を配合している商品が多く、ジェルネイル前の油分除去を目的として使用してはいけません。
保湿成分には油分が含まれており、除光液を爪に塗る行為は、自ら油を塗っていることと変わらないのです。
除光液はマニキュアを落とすためのものであって、油分を除去するものではありません。
補足として、「ウェットティッシュで油分除去できる」と勘違いしがちですが、除光液と同様に保湿成分が含まれている可能性があります。
また、ほとんど水分で構成されているウェットティッシュだと、油分を除去する効果が低いためおすすめしません。
除光液やウェットティッシュを使用することは、ジェルネイルの寿命を縮めることにつながります。
ジェルネイル前に油分除去した場合は保湿が必要
ジェルネイル前にプレプライマーやネイルクレンザーで油分除去したあとは、爪が乾燥しているので必ず保湿してください。
爪が乾燥すると強度が低くなり、割れたり、欠けたりなどのトラブルを引き起こします。
また、油分が残ったままだけでなく、乾燥した状態でジェルネイルを塗ることでも、すぐに剥がれてしまう原因につながるため注意してください。
爪を保湿するやり方としておすすめなのが「ネイルオイル」と「ハンドクリーム」の併用です。
まず、ネイルオイルを爪に塗り、あとからハンドクリームを手全体に使用すると、単体で使うよりもさらに保湿できます。
ジェルネイルで爪をオシャレにするわけですから、トラブルを起こさないためにも必ず保湿しましょう。
【おすすめ】ジェルネイルを長持ちさせる100均アイテム
ジェルネイルを油分除去以外のやり方で長持ちさせるおすすめな100均アイテムを紹介します。
ダイソーなどの100均に売られているネイルケア用品はこちらです。
100均のネイルケア用品
●キューティクルプッシャー
●ストーンプッシャー
●ネイルファイル
それぞれの100均アイテムがどのような働きをするのか、簡単に説明していきます。
キューティクルプッシャー
キューティクルプッシャーを使用することによって、爪の根元と皮膚の境にある皮を除去できます。
上記を「甘皮処理」と言い、爪を長く見せ美しい印象を与えたり、乾燥を予防したりするのです。
キューティクルプッシャーを使用する前に爪をお湯で温めると、余分な皮が柔らかくなり簡単に除去できます。
ただし、キューティクルプッシャーの使いすぎは、爪に傷をつけてしまうので注意しましょう。
ネイルストーンプッシャー
ネイルストーンプッシャーもキューティクルプッシャーと同じ働きがあり、甘皮処理が可能です。
キューティクルプッシャーを既に所持している場合は、ネイルストーンプッシャーを購入する必要はありません。
しかし、ジェルネイルを塗る際はネイルストーンプッシャーを使用するのがおすすめです。
ピールオフネイルファイル
ピールオフネイルファイルは爪を磨くやすりのようなもので、表面のぼこぼこを平らに整えたり、長さを揃えたりできます。
爪に凹凸がある状態でジェルネイルを塗ると、きちんと定着せず、ムラができやすくなるのです。
ピールオフネイルファイルによって、グリット(やすりの目)の細かさが違い、一般的に使用されるのが80~240です。
表面の凹凸を整えるのは「180~240」。長さを揃えるのは「150~180」の粗さを、目安として使用しましょう。
ジェルネイルの油分除去におすすめなアイテムまとめ
ジェルネイルを長く使用するには、「油分除去」を必ず行いましょう。
爪の表面に油分が付着していると、ジェルネイルが取れやすくなる原因につながります。
ジェルネイルを塗る前の油分除去におすすめなアイテムをまとめたのがこちらです。
油分除去におすすめなアイテム
●エタノール
●ハンドソープや石鹸
●プレプライマー
●ネイルクレンザー
特におすすめはダイソーで手軽に購入でき、きちんと油分除去できる「ネイルクレンザー」です。
「ジェルネイルをきれいに仕上げても、すぐに取れてしまう」という方は、ネイルクレンザーを使用して、きちんと油分を除去してみてください。