通常の化粧下地を使用しても、毛穴落ちによってファンデーションが浮いてしまい、自然な仕上がりにならないことが多々あります。
上記のようなときにおすすめなのが、開いている毛穴をカバーできる「ポアプライマー」です。
ポアプライマーを初めて試す方のなかには、「塗る順番や使い方が分からない」という方も、当然いらっしゃることでしょう。
本記事では、「ポアプライマーと日焼け止めを併用する際の順番」や「通常の化粧下地と何が違うのか」などについて、紹介しております。
ポアプライマーには多くのメリットがあるので、購入する際の参考にしてみてください。
※本記事はプロモーションを含みます。
ポアプライマーの順番は化粧下地の前
ポアプライマーと化粧下地を塗る順番は、ポアプライマーを先に塗り、そのあと化粧下地を使用します。
ポアプライマーと化粧下地の順番
スキンケア→ポアプライマー→通常の下地→ファンデーション
メイクする際はポアプライマーを初めに塗ることで、肌の表面を整え毛穴落ちを防ぎます。
毛穴落ちは肌が乾燥し、毛穴が開いてしまうのが原因です。
そのため、スキンケアで肌に潤いを与えてから、ポアプライマーを使用してください。
ポアプライマーと日焼け止めの順番
ポアプライマーと日焼け止めを併用する際は、日焼け止めを先に塗ります。
ポアプライマーと日焼け止めの順番
スキンケア→日焼け止め→ポアプライマー→通常の下地→ファンデーション
紫外線は乾燥肌を招く原因の1つなので、メイクを施す場合でも必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。
毛穴落ちすることによってファンデーションが浮き、きれいに仕上がらないため、肌のケアは非常に大切です。
ファンデーションを塗った際によくブツブツができる方は、下記の記事にて原因や防ぐ方法を紹介しているので、参考にしてみてください。
毛穴落ちを抑えるポアプライマーの使い方
毛穴落ちを抑えるポアプライマーの使い方は以下の通りです。
ポアプライマーの使い方
- 使い方1洗顔・スキンケアをする
- 使い方2ティッシュで油分を拭き取る
- 使い方3ポアプライマーを5箇所に置く
- 使い方4スポンジで整える
- 使い方5ファンデーションを塗り完了
上記の手順に沿って説明していくので、ぜひ参考にしてみてください。
洗顔後にスキンケアで保湿する
毛穴に溜まった角質や垢、汗などの汚れを「ぬるま湯」や「洗顔料」を使って洗い流しましょう。
スキンケア用品に含まれている成分が、角質層まで浸透するのを妨げないようにするためです。
毛穴を綺麗にしたあとは、化粧水や美容液、乳液・クリームなどを使用して保湿してください。
保湿することによって肌の乾燥を防ぎ、毛穴開きのケアにもつながります。
日焼け止めの働きがないポアプライマーを使用する場合は、スキンケアしたあとに日焼け止めを塗るのも忘れてはいけません。
角質や垢の正体が何か分からない方は、下記の記事で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ティッシュで油分を拭き取る
スキンケア直後はティッシュを使用して、軽く油分を拭き取ってください。
油分を多く含んでいる乳液やクリームを使用すると、肌の表面がベタつくことがあるでしょう。
べたついたまま化粧下地やファンデーションを塗ることでよれたり、毛穴落ちしたりする原因につながります。
とくに、目の周りや眉毛の箇所はメイクのなかでも重要な部分なので、べたつかないようきちんと拭き取りましょう。
ポアプライマーを5箇所に置いて伸ばす
ポアプライマーを手に取り、「おでこ」「両頬」「鼻」「あご」それぞれの中心に、点となるよう少量を置いてください。
大量に塗ってしまうと、ベタついてしまう原因になるので注意しましょう。
5箇所に配置したあとは、顔の外方向に向かってムラができないようなるべく均一に塗っていきます。
「ポアプライマーを5箇所に塗る」と言いましたが、毛穴の開きが目立つ部分のみでも問題ありません。
スポンジで整え馴染ませる
ポアプライマーを塗ったあとは、すぐにスポンジを使用して肌に馴染ませましょう。
人それぞれ毛穴の向きが異なることから、スポンジで馴染ませても上手く毛穴開きをカバーできないこともあるため、その場合は塗る方向を変えてみてください。
下から上方向に向かってポアプライマーを塗るのが基本ですが、綺麗に仕上がらない場合は上から下方向の塗り方も試しましょう。
上記でも難しい場合は円をなぞるように塗ると、毛穴を目立たせなくできます。
このときに強く押し当てながら塗ってしまうと、肌に負担をかけてしまうため、優しくゆっくり塗ることを意識するのが大切です。
また、ポアプライマーと肌色のトーン違いが気になる場合は、通常の下地で整えるとよいでしょう。
ファンデーションを塗って完了
最後にポアプライマーの上にファンデーションを重ねて完了です。
ポアプライマーで下地を整えることで凹凸がなくなり、ファンデーションを塗った際のボツボツを防ぎます。
顔の内側を重点的に塗ると、ナチュナルな仕上がりになるのでおすすめです。
ポアプライマーと通常の下地の違い
ここまでポアプライマーを塗る順番や使い方について説明してきましたが、一般的に使用される下地と、一体何が違うのでしょうか?
ここでは上記のような疑問を持たれている方に向けて、ポアプライマーと通常の下地の特徴などについて説明していきます。
ポアプライマーの使い分けは、ファンデーションを綺麗に仕上げるために重要なことです。
自分はどちらの製品が適しているのか確認してみましょう。
通常の化粧下地
通常の化粧下地は化粧ノリを良くしたり、肌の明るさを整えたりすることを目的に使用します。
下地を塗らずに化粧品をそのまま塗ると、綺麗な仕上がりになりません。
「時間がないから」と、化粧下地を省くことで自分の思った通りに塗れないことがあるため、注意しましょう。
下記の記事では、化粧ノリを良くする方法を詳しく紹介しているので、気になる方は伴わせて読んでみてください。
毛穴落ちを防ぐポアプライマー
ポアプライマーは、通常の化粧下地の働きに加えて、毛穴開きを隠したり、化粧崩れを起こしにくくしたりする役割もあります。
毛穴をカバーすることで肌の表面が整えられ、ファンデーションを塗った際のボツボツを抑えます。
「毛穴がよく目立つ」という方は、通常の化粧下地ではなく、凹凸を滑らかにしやすいポアプライマーを使用してみてください。
ポアプライマーのメリット
ポアプライマーについてさまざまな役割を紹介しましたが、改めてメリットをまとめたのがこちらです。
ポアプライマーのメリット
●化粧ノリが良くなる
●肌の明るさを整える
●毛穴をカバーし毛穴落ちを防ぐ
●化粧崩れが起きにくくなる
●肌のベタつきを抑える
通常の化粧下地は毛穴開きが目立っている部分をケアしようと、塗りすぎてしまうことがあり、ベタつく原因につながります。
一方、ポアプライマーでは少量で毛穴を隠せるため、ベタつきを抑えることも可能です。
また、薄塗りすることによって自然な仕上がりとなり、綺麗な肌に見せられます。
自分に合ったポアプライマーの選び方
どのポアプライマーを購入すればよいか迷わないよう選び方について紹介します。
ポアプライマーを購入する際の選び方はこちらです。
ポアプライマーの選び方
●化粧崩れしにくいもの
●パールやラメが配合されているもの
●日焼け止め効果のあるもの
●肌に優しいもの
ポアプライマーは数多くの商品が存在し、それぞれ特徴が異なります。
上記の選び方を参考に、自分の肌や使い道に合ったポアプライマーを選択しましょう。
化粧崩れしにくいもの
化粧崩れが気になる方は、「皮脂吸着パウダー」が配合されているポアプライマーを選びましょう。
皮脂吸着パウダーの成分が含まれていることによって、化粧崩れの原因となる皮脂を吸収してくれます。
汗をかきやすい春や夏の時期には、皮脂吸着パウダーが含まれているポアプライマーを使用するなどの使い分けがおすすめです。
パールやラメが配合されているもの
日焼けや寝不足でよくクマができる方は、パールやラメが含まれているポアプライマーを選んでみてください。
パールやラメがあることで光を集めやすく、目の周りの暗く見える箇所を明るくし、トーンの違いを目立ちづらくします。
また、ポアプライマーのカラーにも注目してみてください。
「ピンク系」は肌を明るく、「ブルー系」は透明感を出しやすくできます。
肌のトーンで悩まれている方は、パールやラメが配合されているかなどを重視し購入しましょう。
日焼け止め効果のあるもの
ポアプライマーには肌の表面を整えながら、日焼け止め効果のある商品も存在します。
日焼け止めの順番はポアプライマーを塗る前に使用しますが、「手間になり面倒」という方が、多くいらっしゃることでしょう。
また、日焼け止めを塗ることで、化粧ノリが悪くなるおそれもあります。
1つでも工程を減らし時短を目指したい方に、紫外線対策も備えられているポアプライマーがおすすめです。
肌に優しいもの
乾燥肌でダメージを受けやすい方は、「ミネラル成分」が多く含まれている、肌に優しいポアプライマーを選びましょう。
「パラベン」や「アルコール」が多く含まれているものは、肌にダメージを与えやすいのです。
また、伸びがよいテクスチャーは力を込めなくても塗れることから摩擦を抑えられ、刺激を軽減できるのでおすすめです。
ポアプライマーや通常の下地は少なからず、肌に負担をかけているため、乾燥肌な方は含まれている成分などに着目してみましょう。
コスパのよいおすすめなポアプライマー3選
紹介した選び方をもとに、コスパのよいおすすめなポアプライマーを3つ紹介します。
今回紹介するポアプライマーはこちらです。
●ミムラ(MIMURA)『スムーススキンカバー』
●コフレドール スキンイリュージョンプライマーUV
●ランコム タンイドル ウルトラ ウェア ブラー
それぞれamazonから手軽に購入できるので、わざわざ店舗に赴く必要はありません。
どのポアプライマーを購入するか悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ミムラ(MIMURA)『スムーススキンカバー』
乾燥肌な方におすすめなポアプライマーが「ミムラ スムーススキンカバー」です。
無香料・無着色なことから肌に優しく、ビタミンCやビタミンEが含まれているため、ハリを与えたり、すこやかにしたり皮膚をケアできます。
また、SPF20++で塗ってから約6時間半にわたり、日焼け止め効果が続きます。
伸びのよいテクスチャにより薄塗りも可能で、コスパのよいポアプライマーです。
コフレドール スキンイリュージョンプライマーUV
出典:amazon
ポアプライマーを塗ることで肌のトーンを明るくし、化粧崩れが起きにくくするのが「コフレドール スキンイリュージョンプライマーUV」です。
SPF50+なことから、使用後は約16時間半もの日焼け止め効果があり、朝に塗ったとしても日中は紫外線の心配をすることはありません。
紫外線対策をしつつ、ハイトーンカラーによって肌のトーンをアップさせたり、化粧崩れをケアしたりしたい方におすすめです。
ランコム タンイドル ウルトラ ウェア ブラー
コフレドール同様にSPF50+で日焼け止めの働きがあり、綺麗に毛穴をカバーできるのが「ランコム タンイドル ウルトラ ウェア ブラー」です。
毛穴だけでなく、日焼けによるそばかすやシミを隠すこともできます。
高級感に溢れた口紅のような形状をしており、パッケージデザインも気にしたい方におすすめです。
ポアプライマーを使う順番のまとめ
ポアプライマーを使用することで、開いた毛穴をカバーしたり、化粧崩れを起こしにくくしたりできます。
ポアプライマーを使う順番を改めて以下にまとめました。
ポアプライマーと化粧下地の順番
スキンケア→ポアプライマー→通常の下地→ファンデーション
ポアプライマーと日焼け止めの順番
スキンケア→日焼け止め→ポアプライマー→通常の下地→ファンデーション
ムラができ綺麗に塗れない場合は、厚塗りしていることや塗る方向を間違えている可能性があります。
ポアプライマーの使い方に注意して毛穴落ちを防ぎ、日々の化粧を存分に楽しみましょう。